『エルダー・スクロールズ』や『フォールアウト』のベセスダ含む8つの開発スタジオを傘下に収めたマイクロソフトが、さっそくゲーム定額サービス Xbox Game Pass のラインナップ拡充を発表しました。
3月12日より追加されるのは『Fallout 4』や『DOOM』『The Elder Scrolls』『ウルフェンシュタイン』シリーズの歴代作を含む12本。すでにカタログ内だった『DOOM エターナル』や『スカイリム』等とあわせ、計20本のベセスダ作品が定額遊び放題になります。
全20本のリストはこちら。
Dishonored Definitive Edition (Console, PC, Cloud)
Dishonored 2 (Console, PC, Cloud)
DOOM (1993) (Console, PC, Cloud)
DOOM II (Console, PC, Cloud)
DOOM 3 (Console, PC, Cloud)
DOOM 64 (Console, PC, Cloud)
DOOM Eternal (Console, PC, Cloud)
The Elder Scrolls III: Morrowind (Console, PC)
The Elder Scrolls IV: Oblivion (Console, PC)
The Elder Scrolls V: Skyrim Special Edition (Console, PC, Cloud)
The Elder Scrolls Online (Console, Cloud)
Fallout 4 (Console, PC, Cloud)
Fallout 76 (Console, PC, Cloud)
Fallout: New Vegas (Console)
The Evil Within (Console, PC, Cloud)
Prey (Console, PC, Cloud)
RAGE 2 (Console, PC, Cloud)
Wolfenstein: The New Order (Console, PC, Cloud)
Wolfenstein: The Old Blood (Console, PC, Cloud)
Wolfenstein: Youngblood (Console, PC, Cloud)
太字が今回の新着。米国時間の12日からなので、日本時間の12日朝時点ではまだ追加されていません。
Xbox Game Passのラインナップは米国も日本も原則として同じですが、規制や法的な問題、パブリッシャーの意向がある場合は変わる可能性もあります。基本的には、ゲームパス外の通常ストアで購入できるゲームならば問題なく追加されるはずです。
全20タイトルのうち、16本は対応プラットフォームが「Cloud」、つまり Android スマホやタブレット等でストリーミングゲームとして遊べます。Xbox本体どころかゲーミングPCも不要。iOSにもブラウザ経由で対応予定です。
Xboxゲームパス Ultimateプランの一部として楽しめるクラウドゲーミングは、日本国内では正式提供に向けてβテストを実施しています。
ベセスダ含む8スタジオの親会社ZeniMax Media買収完了にあわせて、マイクロソフトが公開した記念動画はこちら。ヘイローやギアーズといったマイクロソフトを代表するゲームの世界と、ベセスダのキャラクターがクロスオーバーする内容です。
We’ve always been @Bethesda fans. Now we’re family. #BethesdaJoinsXbox pic.twitter.com/7kh77xrURu
— Xbox (@Xbox) March 11, 2021
マイクロソフトによると、新たに追加されるベセスダ作品のうち数本はXbox Series X|S本体の新機能「FPSブースト」に対応予定。
Xbox Series X|Sの新機能「FPSブースト」解禁、互換ゲームを60・120fps化
マイクロソフトはFPSブースト機能を予告する際、Fallout 4を60fps化したデモ動画を使っていました。FPSブーストは特定の条件を備えたゲームのみを対象に、ゲーム内容に悪影響がないかテストを経て有効化される仕組み。すぐに何本も対応するとは思えませんが、旧作や枯れない定番作をハードの進化にあわせて快適に遊べるのは魅力的です。
ベセスダの新作は「一部」XboxとPC独占へ。マイクロソフトがZeniMax買収を完了