Xbox Wireless Headset
Microsoft

マイクロソフトが Xbox のパーティーチャットに自動文字起こし・読み上げオプションを追加しました。

パーティーチャット機能を使いグループで会話しながら遊んでいるとき、聴覚の問題で声が聞き取りづらかったり、ボイスチャットが使えない・使わない場合でも、設定したスタイルの字幕として画面上にオーバーレイ表示できます。

逆にテキストを入力して、Xboxに合成音声で喋らせることもできるようになりました。身体的な問題で発話がしにくかったり、単にボイスチャットで喋れない・喋りたくない状況でも、残りの参加者にとっては音声グループチャットのまま、自分はテキストを送って会話が続けられます。

Xbox Accessibility options
Microsoft

現時点でパーティチャットの書き起こし(Transcription)、読み上げ(Tex to Speech Synthesis)オプションが選べるのは、正式リリース前のOSをテストする Xbox Insider プログラムに参加している場合。Xbox One / Xbox Series X|S のどちらでも利用できます。日本語ではいまのところ選択できないようです。

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日本でも販売中の Xbox アダプティブ コントローラのように、マイクロソフトは「誰もが一緒に遊べる」を目指したアクセシビリティ機能に力を入れてきました。

足でも使えるXbox Adaptiveコントローラ発表。拡張自在なアクセシビリティ製品

Xbox の文字起こし・読み上げも、Windows で培った音声合成技術(Text to Speech, TTS)や、AIを応用した音声認識(Speech to Text, STT)を、ゲームやコミュニケーションの場面に導入してアクセシビリティを向上する取り組みの一環です。

(今回のXbox Insider 向けアップデートでの更新点は、フレンド間でゲームやデバイスをまたいで喋れる機能の「パーティチャット」でもTTSやSTTが使えるようになったこと。ゲーム内のプレーヤー間チャットでは従来から、一部の対応ゲームに限り、他プレーヤーの声を字幕表示する・自分のチャットテキストを読み上げさせる「ゲーム トランスクリプション」機能が利用できました。)

アクセシビリティは一義的には身体に障害があっても問題なく遊べることを目指すものですが、結果的に多くのユーザーにとっても音声かテキストか好みと状況によって選べる使いやすさにもなり、場合によっては言語の壁を下げることにもつながります。

(もっとも、言語の壁でいえば英語のように技術が進み扱いやすい言語とそうでない言語、話者が多く市場が広い言語とそうでない言語の格差という問題も出てきますが。)

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Introducing Party Chat Speech Transcription and Synthesis - Xbox Wire

Xbox と Windows 10 デバイスでゲームのトランスクリプションを使用する | Xbox Support