Timothy J. Seppala/Engadget
Timothy J. Seppala/Engadget

新しい世代のゲーム機Xbox Series X|Sが発売されて半年以上が経過しましたが、旧世代のXbox Oneをお蔵入りさせるのは時期尚早です。マイクロソフトは、Xbox OneユーザーがクラウドゲーミングのxCloudを通じて「多くの」Xbox Series X向けタイトルをプレイ可能にすることを認めました。

Xbox公式ブログのXbox Wireのウィル・タトル氏は、6月13日のエントリーで 「Xbox Oneでプレイしている何百万人ものお客様に、スマートフォンやタブレット、ブラウザと同様Xbox Cloud Gamingを通じて、Microsoft Flight Simulatorなど次世代機向けゲームの多くをお届けすることについて、さらに詳しく説明できるようになることを楽しみにしています」と述べています。

マイクロソフトはこれまで、Xbox向けのxCloudについて、プレイヤーが「ダウンロードすることなく、すぐにゲームを試遊できる」方法として説明していました。しかし、このブログエントリーによれば、Xbox OneプレイヤーにもSeries X|S世代のゲーム本編のプレイ環境を提供する意思があると考えて良いでしょう。

たとえば、マイクロフトは人気ソフト『Flight Simulator』の最新版を当初はXbox Oneにも発売予定としていましたが、昨年の暮れにひっそりとキャンセル、いまでは7月27日に最新のXbox Series X|S版が発売予定とされています。これがxCloudを通じてXbox Oneでもプレイできるのなら、Xbox Oneユーザーはまだまだこの2013年発売のゲーム機を使い倒すことができます。

ただ、タトル氏が「楽しみにしています」というその日がいつになるのかは定かではありません。Xboxの責任者フィル・スペンサー氏は昨年10月、ゲーム情報サイトKotakuに対し、ゲームストリーミングが「世代間の架け橋」になって、Xbox Oneユーザーも最新機種のタイトルをプレイできるようになると述べていました。またマイクロソフトクラウドゲーミング部門のリーダーKareem Choudhry氏は以前、xCloudが "今年後半 "にコンソールで利用可能になると述べていました。ただし、(Flight Simulator発売の)7月27日にその日が来ている可能性は低そうです。

マイクロソフトはストリーミングによるゲームプレイを宣伝しており、ストリーミング用のスティック型端末やスマートTV対応などを計画しています。最新世代のゲーム機を売ることに加えて、ストリーミングを通じた多様な手段でゲームを楽しむ人が増え、Xbox Game Pass Ultimate加入者が増えれば、その収益面でのメリットは大きくなるでしょう。すでに世界中で大量に稼働しているXbox Oneのユーザーにとってもそれはおいしい話であるはずです。

Source:Xbox Wire