Xbox Cloud Gaming, Accessories
Microsoft

マイクロソフトがXboxクラウドゲーミング(xCloud)のブラウザ対応を開始しました。

すでに対応していた Android に加えて、iPhone や iPad、Windows PC でも Mac でも、最新世代機 Xbox Series X で動くゲームをストリーミングで楽しめます。

Xbox Cloud Gaming
Engadget

Xboxクラウドゲーミングは、かつてProject xCloudの名称で発表された技術。マイクロソフトのデータセンターにあるサーバ上でゲームを動かし、結果を映像としてストリーミングすることで、ゲーミングPCやゲーム専用機がなくても、ネット動画が見られる程度のスマホや非力なPCで同じゲームが遊べる仕組みです。

現在は定額遊び放題サービス Xbox Game Pass Ultimate の加入者向け特典として提供されており、加入者ならば iPhone / iPad / Androidスマホやタブレット / PC等々で、100以上のゲームをダウンロード待ちやインストール容量確保なしで遊べます。

ゲーム自体もセーブデータもすべてクラウド上にあるため、自宅ではPC、出先ではスマホのようにデバイスを切り替えてもそのまま同じゲームを続けられることも特徴のひとつ。

クラウド経由でローカルのデバイスとも同期するため、がっつり遊ぶときはゲーミングPCやゲーム専用機の Xbox Series X|S を使い、リラックスして遊ぶときはスマホでクラウドゲームといった使い分けも可能です。

Xbox Cloud Gaming
MacのSafariでXbox 360『あつまれ!ピニャータ』をプレイ
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一方でクラウドゲーム一般の原理的な制約は、画質も応答性もネット環境に依存すること。要は「操作できるゲーム実況配信」なので、オフラインでは当然遊べません。またサーバからのネットワーク的な距離が遠い、経路に問題がある等の場合、コントローラの入力がサーバに届き、反応した画面が戻ってくるまでの遅延が大きくなります。

良好なネットワーク環境ならばアクションゲームでもほとんど気づかない程度の快適さで遊べる一方、帯域が細いと解像度が落ちた眠たい画像で圧縮ノイズが目立つことも。逆に帯域が充分でもレイテンシが高い(遅延が多い)場合、カメラを振っても画面が一拍遅れてついてくる、ジャンプの踏切りがずれる等でゲームにならないこともあります。

Xbox Cloud Gaming
Engadget

Xbox Cloud Gamingでもユーザー体験は回線状況しだいですが、マイクロソフトはゲーム以上にクラウドが本業の会社。全世界にAzureデータセンターを所有していることから、物理的・ネットワーク的にユーザーに近い場所にサーバを設置できる利があります。

(xCloudやGoogle のStadiaが話題になるはるか以前からストリーミングゲームサービス PS Now を提供してきたソニーも、クラウド基盤についてはマイクロソフトと戦略的提携を結んでいます。 )

ブラウザ向け提供開始とあわせて、かねてより予告していたサーバ側のアップデート完了も発表されました。新サーバは最新世代機 Xbox Series Xをベースにカスタマイズしたもの。

Series XはPCに近いアーキテクチャでサーバ向けの集積化が用意なことから、マイクロソフトにとっても効率的でコスト低減になる一方、プレーヤーにとってもXbox Series X専用のグラフィック強化が得られたり、ゲーム中のロードが早くなる、原理的には遅延が軽減できるといった利点があります。

Xbox Cloud Gaming は現在22の地域でベータ提供中。日本国内向けにもテストを実施しており、年内に正式提供の予定です。

また現在はゲーマー向け「全部入りプラン」 Xbox Game Pass Ultimate加入者だけが遊べるサービスですが、今後はより手を出しやすい料金プランや、スマートテレビへの Xbox Cloud Gaming組み込みなど、さらに手軽に多くのプレーヤーに拡大する計画をマイクロソフトは発表しています。

Xbox Cloud Gaming, Accessories
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ウェブアプリを通じた iPhone 対応にあわせて、iOSで使えるスマホ合体型コントローラの新製品 Backbone One (Designed for Xbox)、Razer Kishi for Xbox などのコントローラも発表や発売、予約開始を迎えています。

Project xCloud
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iOS / iPad OS は14.5から正式に新 Xbox ワイヤレスコントローラに対応しているため、こんなクリップを使えば本物のコントローラでもプレイ可能 (写真は以前から専用アプリで対応済みの Galaxy Note)。

一見すると「そこまでして??」感がやばい絵面ですが、長時間のプレイに最適化された専用ゲームコントローラをグリップして使うことから、意外にもニンテンドースイッチやスマホ合体型より疲れず安定して遊べます。

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