Xiaomi EV

──スマートデバイスの次はEVで攻める模様──

2019年末の日本市場参入以降、FeliCa搭載スマートフォン「Mi 11 Lite 5G」やスマートウォッチ「Miスマートバンド6」を投入するなど、勢いが増す中国企業のシャオミ(小米科技)。

そんな同社が2021年9月1日、電機自動車開発(EV)の本格化を目標に掲げ、子会社「Xiaomi EV」を設立したと発表しました。EV市場への参入は3月に発表しており、8月には自動運転技術を持つ「Deepmotion Tech」を7737万ドルで買収。今後10年で100億ドル(約1.1兆円)を投資する方針です。

「これまでに膨大な市場調査を行い、2000回以上のインタビューのほか、10以上の業界の企業やパートナーを訪問した」といいます。代表者を務めるのは同社創業者の雷軍最高経営責任者(CEO)。まずは300人を雇用し、人材を募る予定です。

同社のEV事業を進める強みは、高いブランド力とグローバルな小売ネットワークといえます。モバイルで成功をものにした同社が今度はEVで果敢に挑戦する──というのが今回のトピックです。

中国でEV事業を先行するXpeng(小鵬)、Li Auto(理想汽車)、新興EVメーカーNio(蔚来汽車)、そして米制裁によってモバイルで失速する傍らで、EVで復権を目論むファーウェイ(華為技術)に対抗する狙いもありそうです。

なお、具体的なシャオミの戦略や車種の詳細については明らかにされていませんが、今後の動向が大いに注目されそうです。

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シャオミ