Xiaomi 11T Pro

Xiaomiが、11月5日に国内発売したフラッグシップスマートフォン「Xiaomi 11T Pro」。Xiaomiはこれまでもハイエンドスマートフォンをいくつもリリースしていますが、フラッグシップの日本投入はこれが初めてなのだとか。

Snapdragon 888に120Hz駆動の大画面ディスプレイ、5000mAhの大容量ディスプレイにFeliCa対応とハイエンド仕様のフラッグシップですが、いつものXiaomiらしく価格は控えめ。8GB/128GBモデルは6万9800円と7万円を切っており、MVNOによっては5万円台で販売しているところもあり、MNPなどの割引と合わせると4万円台の購入も可能という、大変魅力的な価格付けがされている端末です。

Xiaomi 11T Pro(Amazon)


6.67インチ フラットディスプレイのXiaomi 11T Pro

ディスプレイは6.67インチ 2400 x 1800の有機ELで、リフレッシュレートは120Hzに対応。HDR10+やDolby Visonにも対応しています。Androidのフラッグシップはエッジディスプレイを搭載することが少なくありませんが、Xiaomi 11T Proはフラットディスプレイ。この辺りは好みの問題ではありますが、個人的には好印象です。

Xiaomi 11T Pro

本体サイズは164.1 x 76.9 x 8.8 mmで、6.7インチのPixel 6 Pro(163.9 x 75.9 x 8.9mm)とほぼ同じ。横幅が1mm広いですが、このサイズになってくると1mm程度の違いは手に持ってもわかりません。なお、本体の重さは204gでPixel 6 Proの210gよりも軽量。わずか6gの差ですが、意外と違いは感じ取れます。

Xiaomi 11T Pro

本体右側面には、電源とボリューム。指紋センサーは電源ボタンと兼用です。

Xiaomi 11T Pro

背面のエッジは緩やかにカーブしており、幅が広い端末ですが手への収まりは良好です。背面カメラは1億800万画素の広角カメラ、800万画素のちょうこくかくカメラ、500万画素のテレマクロという3眼構成。カメラバンプ部にはマイクも搭載しており、動画撮影時にズームした先の音を取り込むオーディオズームにも対応します。

Xiaomi 11T Pro

1億800万画素を含むトリプルカメラ

1億800万画素カメラも、最近では珍しいものではなくなってきた感があります。なお、センサーサイズは1/1.52インチでピクセルサイズは0.7μm。そのままでは光量的に不利になりますが、9つ(3x3ピクセル)を束ねて光量をアップするスーパーピクセルでカバーします。もちろん、1憶800万画素そのままでの撮影も可能。明るい日中の野外などであれば活用できるかもしれません。

Xiaomi 11T Pro

以下、作例を幾つか。

Xiaomi 11T Pro
▲1倍で撮影。色味がややビビッドな印象

Xiaomi 11T Pro
▲2倍ズーム

Xiaomi 11T Pro
▲超広角(0.7倍)

Xiaomi 11T Pro
▲スーパーマクロモード(テレマクロ)で撮影

Xiaomi 11T Pro
▲標準(1倍)撮影

なお、写真(静止画)では利用できませんが、動画撮影では、リアとフロントを同時に撮影する「デュアルビデオ」が利用できます。この時のリアカメラは1倍(広角カメラ)固定のようです。

Xiaomi 11T Pro

その動画撮影では、最大8K30fps(4Kなら60fps)撮影に対応しています。

Xiaomi 11T Pro

harman/kardon監修のステレオサウンドも良好

いくらディスプレイが綺麗でも、サウンドがモノラルだったりすると動画鑑賞の醍醐味も台無しですが、Xiaomi 11T Proはharman/kardon監修のステレオスピーカーを搭載。イヤホンやヘッドホンを使わなくても、音質は良好です。

また、スピーカー位置が本体右側、電源ボタンを上にして横に構えた際に上側にくるよう配置されているので、ゲームなどで両手で抱えてもスピーカーを塞ぎにくくなっています。

Xiaomi 11T Pro

20分弱で100%充電が可能

Xiaomi 11T Proのもう1つの特長は、最大120Wでの急速充電です。5000mAhと大容量のバッテリを搭載しているものの、付属の充電器を利用すれば、17分で100%まで充電できるとしています。

Xiaomi 11T Pro

ちなみに、USB Type-CではなくUSB-A仕様。もちろん、USB-A to Cケーブルも付属します。

Xiaomi 11T Pro

肝心の充電速度ですが、本当に20分余りで100%まで充電できました。手元にあったテスターを挟むと充電できなくなったので、実際の充電電圧や電流値は確認できませんでしたが、あっという間に充電が完了します。これなら、朝充電を忘れていた!という場合にも、身支度の間に充電が終わりそうです。

Xiaomi 11T Pro
▲120W充電器を接続すると「120W MAX」の文字が表示。残量表示がみるみる上がっていきます

これだけでの急速充電だと、発熱が気になりますが、本体側はほんのり暖かい程度で意外と温度は低めでした。ただ充電器側はそれなりに熱くなります。

Xiaomi 11T Pro
▲バッテリーグラフは0%から100%までほぼ垂直表示に

大きさを許容できるならお勧めの1台

最後にベンチマークも取ってみました。AnTuTuのスコアが「63万4495」とSnapdragon 888搭載としてはやや低めな印象はありますが、そのほかはまずまずといたところ。

Xiaomi 11T Pro
▲左からAnTuTu、Geekbench 5、3DMark(Wild Life)

Android 11ベースに独自のMIUI 12.5を被せているため、操作感などは素のAndroidとは若干異なりますが、世代を重ねるごとにMIUIもこなれてきており、特に使いにくいといったこともありません(慣れの問題はありますが)。

ハイエンドスマートフォンが欲しいけど、最近のモデルは高すぎると感じている人にとっては、魅力的な選択肢となりそうです。

Xiaomi 11T Pro(Amazon)