Mi Air Purifier 3H

小さな子供や、ペットがいる環境で重宝する家電と言えば空気清浄機。ウィルスの活動が活発化する冬場や、花粉の季節にも活躍してくれますが、今年はコロナ禍の影響もあり、気になっている人も多いのではないでしょうか。

その空気清浄機、PM2.5が社会問題になっていることもあり、中国メーカーのものは性能が高いという話を聞いたこともありますが、そんな中国メーカーであるXiaomiの空気清浄機Mi Air Purifier 3Hをレビュー用にお借りました。Mi Air Purfier 3Hは、8月末にMi Band 5らとともに国内販売が発表されていたものになります。

サイズは高さ520mmで1辺240mmの直方体。背面に主電源ボタンがありますが、基本的に操作するのは正面のタッチ対応のOLEDパネルのみです。

Mi Air Purifier 3H

下側3分の2ほどがすべてフィルターになっており、フィルターを通った空気が上部から吐き出される機構です。1分間に6330リットルの空気を浄化でき、これ1台で45平方メートル(およそ25畳)をまかなえるとのこと。

Mi AIr Purifier 3H
▲本体の大部分はフィルター

付属のHEPAフィルターは、「定格風量で粒径が0.3 µmの粒子に対して99.97%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つエアフィルタ」と定義されています。このフィルターでPM2.5やホルムアルデビドなどの有害部物質を除去しますが、ウイルスのサイズは0.1μm程度のようなので、さすがにこれで濾過は出来そうにはありません。ただ、ウイルスが付着した飛沫であれば、効果はあるかもしれません。

ちなみにフィルターは消耗品で、利用頻度や空気の汚れ具合にもよりますが、6か月~12か月で交換が必要です。

Mi Air Purifier 3H

使い方はいたって簡単で、単体で利用するなら電源を入れるだけでOK。OLDパネルに、空気の汚れ具合(1立方メートル辺りのPM2.5の量)が大きく表示されるほか、温度と湿度も表示されます。

Mi AIr Purifer 3H
▲緑のリング部でも空気の状態を表示します。空気が悪くなるとオレンジ、赤色への変化

基本的にはオート(A表示)で問題ないと思いますが、タッチする毎に、スリープモード(少し静かになる)、低、中、高、お気に入りモード(アプリから強さを操作)と切り替わります。

アプリは、XiaomiのMi Homeを使用。AndroidとiOSに対応しています。アプリからはモードの変更ができるほか、フィルターの消耗具合も確認可能です。

ただ、操作できるのはそれぐらいなので、最初に設定だけ行ったら、あとはアプリは使わないかなというのが正直な感想です。なお、アプリを使えば外出先からも操作は行え、帰宅前に電源を入れておくなんていう使い方もできます。もっとも、基本的には24時間電源を入れておくのを想定した機種のようです。

Mi Home
Engadget Japan

そして、Xiaomi製品だけにGoogleアシスタントやAlexaとも連携が可能です。音声操作でON/OFFができます。本当にON/OFFのみですが……。

Mi home

実際に使ってみたところ、音がとても静かで動作しているのか不安になるレベルです。もちろん空気が悪くなってフルで運転しているときや、「強」モードにするとそれなりに轟音になりますが、通常時なら騒音は気にする必要はなさそうです。これなら赤ちゃんが寝ている部屋でも安心して使えると思います。

もう少し多機能であってもという気はしますが、その分価格は安く1万9900円。多機能なものになると3万~4万円も当たり前なだけに、手頃な価格で基本性能が高いのはありがたいところです。

なお、日本では発売されていませんが、Xiaomiは空気質モニターや加湿器なども販売しており、それらを組み合わせて、PM2.5の数値が高くなったら空気清浄機をONにする、湿度が低くなったら加湿器を入れるといったことも行えます。1つ1つはシンプルにして、複数機器の組み合わせで機能を補うというコンセプトなのかもしれません。