MP5G

低価格スマートフォンを次々と展開するシャオミから、本格的なタブレット「Xiaomi Pad 5」がグローバル向けに発表されたので早速レビューします。なお発表会の開催中にシャオミの日本公式Twitterアカウントから日本発売予定であることもアナウンスされました。ヨーロッパでの定価は6 / 128GB(メモリ / ストレージ、以下同)モデルが349ユーロ(約4万5000円)、6 / 256GBモデルが399ユーロ(約5万2000円)。なおグローバル向けのECストアでも取り扱いが始まっています。

Xiaomi Pad 5は11インチ2560x1600ピクセルの高精細なLCDディスプレイを搭載します。チップセットはSnapdragon 860、メモリは6GB、ストレージは128GBまたは256GBです。グローバル版なのでグーグルサービスが内蔵されています。

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金属ボディーの本体は高級感があります。背面は光沢をやや抑えた表面仕上げ。カメラはスマートフォンのように台座にレンズを乗せています。レンズが2つあるように見えますが搭載しているように見えますが、これは中国で販売中の上位モデル「Xiaomi Pad 5 Pro(デュアルカメラ搭載)」と部材を共通化しているからのようです。Xiaomi Pad 5は1300万画素カメラを1つのみ搭載します。

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本体側面はエッジを立てたデザイン。右側面にはUSB Type-C端子を備えます。この位置からだとカメラ部分が2段階に出っ張っていることがわかりますね。そのカメラのあたり、側面上部にボリュームボタンが配置されています。

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本体をひっくり返すと底部には3つの端子が見えます。これはキーボード内蔵カバーと接続するためのもの。そして左側面にはカメラの横に電源ボタンが配置されています。

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本体サイズは254.69x166.25x6.85mm、重量は511g。薄型なので片手で持てます。もちろん縦にして持つことも可能です。

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ディスプレイのリフレッシュレートはタブレットとしては高速な120Hzに対応。本体の質感が高いため持っていて心地よく、またCPUも画面書き換えも高速なのでストレスなく使うことができる印象です。ディスプレイの中央上部には800万画素のフロントカメラも搭載しています。

それでは内部を見ていきます。OSはAndroid 11ベースのMIUI 12.5.4を搭載。なお今回テストしたモデルはストレージ128GBです。

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グローバル販売モデルですが、技適認証を通っているため、本機と通信会社の周波数が合致していれば、日本でも問題なく使えそうです。

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ディスプレイのリフレッシュレートは120Hzまたは60Hzの切り替え。4万円台のタブレットで120Hzに対応しているあたりはさすがコスパ最強なシャオミの製品です。

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生体認証はフロントカメラを使った顔認証のみ。指紋認証は非搭載(上位モデルのMi Pad 5 Proは指紋認証搭載)。

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スピーカーを4つ(左右の側面に2つずつ)搭載し、動画再生時にかなりしっかりした音がなりました。音量最大時には大きな音量となりました。

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ドルビーアトモスに対応し、イコライザーの設定が可能。豊富なプリセットもあり、音源に適した音を奏でてくれます。個人的にタブレットはAV性能・機能が弱いというイメージを持ちますが、本機は動画マシンとしても十分なAV性能・機能を持っています。

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別売のスタイラスとキーボードカバーに対応し、クリエイティブユースやオフィスでの利用に適しています。スタイラスは本体にマグネットで吸着でき、ワイヤレス充電が可能。画面には電池残量が表示されます。キーボードはBluetooth接続ではなく端子接続のためペアリング操作も不要で装着するだけで使えます。

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バッテリー容量は8720mAhと大きく、長時間の利用が可能。充電は22.5W対応、タブレット自体のワイヤレス充電は非対応です。なおXiaomi Pad 5はWi-Fiモデルのみで、Xiaomi Pad 5 ProはWi-Fiモデルと5Gモデルの2種類です。これだけバッテリー容量があるとテザリングモデムにしたいので、LTEモデルの追加が望ましいところ……。

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さて11インチのディスプレイを1画面で使うのはもったいないでしょう。Xiaomi Pad 5は画面分割、ポップアップ表示に対応します。まずはChromeでブラウザを表示してみました。

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次にマルチウィンドウを使ってみましょう。画面下からスワイプしてタスク一覧を表示させます。

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分割表示したいアプリをタップすると、横に丸いアイコンが4つ並びます。なお上から2つ目が画面の左右分割なのでこれを選びます(ちなみに3番目はポップアップ表示です)。

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画面分割を選び、左にChrome、右にYouTubeを表示してみました。アプリの境界線を左右にドラッグすることでウィンドウサイズを変えることができます。

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最後にポップアップ表示を試してみました。上の分割表示アプリからポップアップを選ぶかタスク一覧画面の左上の「フローティングウィンドウ」をタップします。

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するとフローティング=ポップアップに対応したアプリの一覧が表示されるのでここから選びます。なおほとんどのアプリは分割表示に対応しますが、ポップアップ表示は対応しないアプリが多いようです(YouTubeもポップアップは非対応)。

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YouTubeを開き、その上にChromeをポップアップ表示してみました。ポップアップウィンドウのサイズは変更できませんが、画面内の好きな場所に移動させることができます。

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このように11インチ画面はスマートフォンよりも大きく、複数アプリの同時利用も快適。価格も手ごろなだけに、日本での発売も楽しみな製品です。