ソニー新スマホ「Xperia 5 II」発表。1 IIを超える240Hz有機EL、5G対応

イヤホンジャックも搭載

小口貴宏(Takahiro Koguchi)
小口貴宏(Takahiro Koguchi), @TKoguchi787
2020年09月17日, 午後 04:01 in news
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ソニーモバイルが新たなフラグシップ5Gスマートフォン「Xperia 5 II」を発表しました。秋以降に日本やグローバルで発売予定。欧州での価格は899ユーロ(約11万円)です。

「Xperia 5 II」は、「Xperia 1 II」の高性能をそのままに小型化したモデルです。「Xperia 1 II」の6.5インチより一回り小さい6.1インチのディスプレイを搭載し、より片手で操作しやすいのが特徴となります。

Xperia 5 II(前面)

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Xperia 5 II(背面)

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カラーはPink・Blue・Gray・Blackの4色

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左からXperia 1 II、Xperia 5 II

基本スペックは「Xperia 1 II」と同等。プロセッサにクアルコムのSnapdragon 865を採用するほか、RAM容量は8GB、ストレージ容量は128GBと256GBの2種類です。5G通信(sub6)にも対応します。

カメラもToFセンサーが省かれている以外は「Xperia 1 II」と共通。ZEISSブランドを冠した3眼レンズは、24mmの標準画角・70mmの光学3倍望遠・16mmの超広角という構成。特に標準レンズは1 / 1.7インチの大判センサーを採用し、画質を向上させています。

このほか、センサーの7割をカバーするAFエリアや瞳AF、専用アプリ「Photo Pro」を使った秒間20コマ連射といった「Xperia 1 II」のカメラ機能を踏襲しています。

カメラもToFセンサーが省かれた以外はXperia 1 IIと共通

電源ボタンに統合した指紋センサー、側面シャッターボタンもXperia 1 IIを踏襲している

イヤホンジャックも搭載

Xperia 1 IIから進化したディスプレイ

このように『Xperia 1 IIの小型版』とも呼べる本機ですが、「Xperia 1 II」から進化している部分があります。それがディスプレイです。

本機では、Xperiaシリーズ初となる120Hz駆動の有機ELを採用。また、フレーム毎に黒画面を挿入することで、240Hzの画面書き換えを実現しています。加えて、描画だけでなくタッチスキャンレートも240Hzとすることで、主に機敏なレスポンスが重要となるゲーミングの快適性を向上させています。

前モデルの「Xperia 1 II」でも表示の工夫により90Hz相当の残像低減をうたっていましたが、表示自体は60Hzとなっていました。

なお、ソニーモバイルによると、「Xperia 1 II」でも画面の120Hz化を検討しましたが、4Kパネルという高解像度がネックとなり、導入は見送られたといいます。画面サイズが小さい分、解像度もフルHD+に抑えられた「Xperia 5 II」だからこそ実装できたといいます。

この毎秒240回書き換えディスプレイが威力を発揮するのが、表示のわずかな遅延が命取りとなる「ゲーミング」です。

120Hz駆動はデフォルトではOFF。また240Hz書き換えはゲーム時にしか利用できなかった

ゲーム中はリフレッシュレートを40Hz〜240Hzの範囲で選べる

本機でも「Xperia 1 II」と同様にゲーミングに注力。前述の240Hz表示以外にも、ピーク性能の維持に役立つ放熱設計を強化しており、初代「Xperia 5」では片面のみだったグラファイトシートを両面に配置し、プロセッサから出た熱を筐体全体へ分散させることで、放熱の効率化を図っています。

また、本機を電源につないだ際に、バッテリーを経ずに本体に直接給電するモードも「Xperia 1 II」から引き続き搭載。充電しながらゲームをしても、本体の発熱と電池の劣化を抑えられます。

サイズを減らしつつバッテリーを大容量化

加えて特筆したいのが、バッテリーが3140mAhから4000mAhへ大容量化している点です。しかも、本体サイズは変わっておらず、むしろ0.2mm薄くなっています。これは、内部基盤を二重構造に刷新したほか、スピーカーとアンテナの配置を最適化することで実現しています。なお、ワイヤレス充電に非対応なのは残念なところです。

加えて、満充電時のバッテリー容量を新たに80%に制限可能に。これにより、数年というスパンで長期間試用していても、バッテリーが劣化しづらい点を売りにします。

満充電容量を80%に制限することで、バッテリーの劣化を防止

さらに、ステレオスピーカーも「Xperia 5」から改良。「Xperia 1 II」と同様に2つのスピーカーを正面側(ユーザーの顔側)に向けることで、より臨場感のあるサウンドを楽しめるといいます。また、ソフトウェアの改良によって、「Xperia 1 II」よりも音質が向上しているとのこと。

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ステレオスピーカー形状もXperia 1 IIと同様になった

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Xperia 5 IIの主要スペック

そのほか、IP68防水防塵をサポート。本体サイズは158 x 68 x 8.0mm、重量は163gとなります。

『Xperia 1 IIの小型版』という位置づけですが、「Xperia 1 II」は一般的なスマートフォンと比較しても大型で、むしろ「Xperia 5 II」のサイズが丁度いいと感じる方も多いはず。5G対応やディスプレイ駆動速度の向上もあわせ、2020年下半期のフラグシップ端末の有力候補といえます。

 

 

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