YouTube Music Wear OS

米Googleはスマートウォッチ向けOSこと「Wear OS」向けに、「YouTube Music」アプリの配信を開始しました。

Googleは以前、旧バージョンのWear OS向けに「Play Music」アプリを提供していたのですが、2020年に配布を終了。そして同社は2021年5月に新バージョンのWear OS(Wear OS 3)を公開し、このWear OS 3向けのYouTube Musicアプリのリリースが予告されていたのです。

今回のYouTube Musicアプリですが、対応プラットフォームがWear OS 3に限られています。つまり現時点では、韓国サムスンが8月27日から販売するスマートウォッチ「Galaxy Watch 4シリーズ」でしか利用できないのです。もちろんWear OS 3を搭載するスマートウォッチは今後増えていくでしょうから、いくぶん強引な移行手順ではありますが、これは致命的な問題ではありません。

むしろ困るのは、Wear OS向けYouTube Musicアプリでは「ストリーミング再生に対応していない」ことです。海外テックメディアの9to5Googleのハンズオンによれば、アプリで音楽を聴くには楽曲をダウンロードする必要があり、またダウンロード機能もスマートウォッチが充電状態でないと利用できないなど、アプリの完成度はかなり低い印象です。

一方でApple Watch向けのYouTube Musicアプリにはこのような制限はなく(オフライン再生には非対応)、また類似サービスのSpotifyアプリではWear OSの新旧を問わずストリーム/オフライン再生ができるのとは、対応に大きな差が出ています。まずはストリーミング再生に対応し、ゆくゆくは充電関連の制限と旧Wear OSへの対応が改善されることが待たれます。

Source: Google, Google Play, 9to5Google