AppleSiliconiMac
Luke Miani

Appleシリコンを搭載したiMacは、2021年内に初登場すると噂されているものの、アップルは表向きには何の言及もしていません。そんななか、自ら「世界初のAppleシリコンiMac」を作り上げたというYouTuberが現われました。

YouTuberのルーク・ミアーニ氏が取り組んだのは、早い話が27インチiMac(2011)の筐体にM1 Mac miniのパーツを収納してニコイチにするという作業です。まずiFixitの分解ガイドを読みながらiMacを分解し、色々と調べ物をしてiMacディスプレイにHDMI接続できるコンバーター基板を取り寄せ……といった様々な苦労が、同氏のYouTube動画で確認できます。

一通り分解が終わったiMacは実質的にApple Cinema Displayとなりましたが、この時点ではミアーニ氏のAppleシリコン入りiMacを作る野望は道半ばにすぎません。そこからM1 Mac miniの内部パーツをケースから取り出し、iMacの空きスペースに収納して配線する作業へと続いています。

こうしてようやく完成した「世界初」のオールインワンAppleシリコンiMacですが、いくつか困ったことが発生しています。

1つは最初の電源投入時に、Magic Mouseやキーボードがほとんど繋がらず、Wi-Fiが非常に遅かったこと。その理由はMac miniには3つのアンテナがあり、うち1つはMac miniを分解したときに引き剥がしたケースの底面にあったためです。そちらは元のiMacシャーシ内にあった金属アンテナバンドの1つを流用して解決しました。

が、もう1つの問題は外部ポートが存在しないこと。つまり、このDIY版M1 iMacにはUSB-C(Thunderbolt 3)接続が不可能となっており、外部機器とのやり取りはBluetooth経由しかないわけです。

今回の試みで興味深いのは、かなり狭めのiMacの内部にM1 Mac部品を収めたあと、なお空きスペースが広々とあると指摘されていることでしょう。そのコンパクトさが愛された12インチMacBookは販売終了となりましたが、Appleシリコン版を開発することは(今では噂にも上っていませんが)難しくないかもしれません。

Source:Luke Miani(YouTube)

via:9to5Mac