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Toby Melville / reuters

YouTubeは12月6日(現地時間)、初となる著作権透明性レポートを公開しました。これは、2021年1月1日から6月30日までの著作権関連の問題を集計したもの。それによると、この期間に申し立てられた著作権違反の99%(7億2270万件以上)は、著作権の問題がないかを自動的に監視するContent ID機能を通じて行われたもので、そのうち、クリエイターから異議申し立てがあったのは、わずかに0.5%だけでした。

著作権違反の申告は、権利者から手動でも行われていますが、その場合の異議申し立ては2倍多くなります。なお、異議申し立てがあったうち、60%(約220万件)はクリエイター側が有利の結果で終わっているとのことです。

YouTubeは、動画アップロード時にクリエイターが著作権侵害をチェックできるツールを公開するなど、著作権関連ツールに尽力していますが、それでも「完璧なシステムはない」とし、「マッチング技術では、フェアユースやフェアディーリングなどの複雑な法的検討事項を考慮することは不可能」だと認めています。もしかすると、自動的に著作権違反の通知が行われている場合でも、積極的に異議申し立てを行うことで、多くの場合はコンテンツを削除することなく解決するのかもしれません。

なお、著作権透明性レポートは、今後は年2回公開していくとのことです。

Source: YouTube