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米YouTubeは2月24日(現地時間)、「YouTube Kidsでは満足できないものの、通常のYouTubeをそのまま見せるには抵抗がある」という境界上の未成年ユーザーを対象とした、あらたなペアレンタルコントロール機能を発表しました。

YouTubeの年齢基準(日本では13歳)を満たしていない子供がいるユーザーを対象に、ベータテストとして提供を開始します。

今ではすっかり形骸化している感はありますが、規約上では、YouTubeは13歳未満は視聴できないことになっています。

このため、13歳未満の子供向けにはYouTube Kidsが提供されているのですが、視聴できるコンテンツはかなり制限されており、少し子供向けすぎる(事実、子供向けではあるのですが)印象です。

また、ファミリーリンクで作られた子供向けの制限アカウントは、13歳以上なら子供の意思でいつでも解除可能です。またYouTube Kidsを卒業して、いきなりYouTubeに飛び込むのは心配、という人もいるでしょう。

こうした問題を解消するため導入されるのが今回の機能。具体的には、YouTubeに保護者が設定可能な3段階のコンテンツ設定が導入されます。

「Explore」はYouTube KidsからYouTubeに移ったばかりの子供を対象としており、vlogやチュートリアル、ゲームビデオなど9歳以上に適した内容になっています。

「Explore more」はもう少し対象年齢が上がり、13歳以上を想定。ライブストリームも視聴可能になります。「Most of YouTube」は年齢制限がかかっているコンテンツを除き、ほぼすべてのYouTube動画を視聴可能です。

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なお、子供のプライバシー保護のため、パーソナライズド広告や特定カテゴリの広告は配信されず、アプリ内購入やコメント機能なども無効になるとのことです。

YouTube自身が、ある意味13歳未満の視聴を認めることになりますが、子供により成長具合は異なり、また親の子育てスタイルもそれぞれ異なるということから、より柔軟なオプションの提供に踏み切ったようです。

これまでYouTubeを視聴させるために親のアカウントを使わせていた、あるいは年齢をごまかして子供用のアカウントを作っていたという保護者も多いはず。こうしたアカウントでは保護機能が働かないため、今回の新機能は大いに歓迎したいところです。

Source: YouTube