YouTube chapter

YouTubeは大量にある動画の中からユーザーが探している情報を見つけやすくするために「検索結果から動画のチャプターにすぐ飛べる」などの新たな検索機能を発表しました。

ひとつは、検索結果に動画のチャプターが表示されるようになる予定とのことです。チャプターとは動画の特定部分を見つけやすくするしくみであり、クリエイターらが自らタイムスタンプを設定して区切れるほか、2020年末にはAIによる自動追加をテスト中とも報じられていました

この新機能により、動画の中で最も役立ちそうな部分に簡単にアクセスできるようになります。これまでは動画をタップしてからシークバーをスクロールして目当ての箇所を探す手間がかかりましたが、今後は検索結果にチャプターが直接に表示されるようになり、大幅に時間が節約できるわけです。

またデスクトップ版では実現している動画のプレビュー、すなわち「冒頭が少しだけ確認できる」機能をモバイルアプリにも追加する予定とも述べられています。デスクトップ版ではマウスオーバーすればプレビュー再生が始まりますが、「タップすればすぐ本編再生」のモバイル版でどのように実現するかは明らかにされていません。

もう1つの新機能は、自国語で検索キーワードに関連したコンテンツが十分に存在しない場合でも、動画を見つけやすくするためのもの。すなわち(自国語に)自動翻訳されたキャプションやタイトル、説明の用意された動画があれば、検索結果に表示されるとのことです。記事執筆時点で対象となる言語は英語のみですが、将来的にはより多くの言語に拡大していくと予告されています。

また情報を探しやすくするため、YouTubeの検索結果に、Google検索からのWebサイトへのリンクや「その他のフォーマット」を追加するテスト中とも発表されています。このテストはインドとインドネシアのモバイルアプリでのみ提供されているが、さらに多くの国に拡大することを「検討する」とのことです。

YouTube動画は8分以上に及ぶことが珍しくはなく(途中に広告が入れられて収益化しやすいため)急いで情報を得たいとき、チャプターが設定されている場合でも、目当ての箇所を見つけるためには少なからず時間がかかりました。こうして有益なチャプターが検索にヒットしやすくなれば、YouTuberも視聴者もともに幸せになれそうです。

Source:The Verge