ザッカーバーグ、広告ボイコット運動代表者らと会談。しかし意見は平行線

団体「失望した!」

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年07月8日, 午後 12:50 in Facebook
0シェア
FacebookTwitter
Drew Angerer via Getty Images
Drew Angerer via Getty Images

Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOほか幹部らが、相次ぐ広告停止に対しその呼びかけを行っている複数の団体との会談を行いましたが、どうやら意見は物別れに終わった模様です。

独立メディアのFree Pressの共同CEOジェシカ・ゴンザレスは「ザッカーバーグCEOらがStopHateForProfitキャンペーンに対して何らかの行動を起こしていることを、私たちに納得させられる話はひとつもなかった」と会談後にコメント、「Facebookがわれわれの要求を真剣に受け止めるまで、(広告の)ボイコットを拡大し続けるだろう」をしています。

また、公民権擁護団体のColor of Change会長のラシャド・ロビンソン氏は「彼らがプラットフォーム上の暴力的なヘイトに対処する準備がまだできていないことは明白だ」と述べました。会談に出席したいずれの団体も、ザッカーバーグCEOがせっかくのこの機会において、これまでに述べてきた対応を繰り返すばかりだったとし、さらに具体的な解決策をなにひとつ用意していなかったことをに対して失望の意を表明しています。

一方、Facebookのスポークスパーソンは、この会談が「キャンペーン主催者らの話を聞き、プラットフォームにおけるわれわれのヘイト対策へのコミットメントを再認識してもらうための機会だった」と述べており、階段に対する双方の目的に齟齬があったようにも思えます。

Facebookのジェシカ・サンドバーグCOOはFacebookへの投稿で「われわれは(サービスに)変更を加えています。 経済的理由や広告主からの圧力への対応としてでなく、それが正しいことだと考えるからです」と述べているものの、実質的に広告主らの要求には直接対応はしていません。

ザッカーバーグCEOはFacebookの運営方針に関し、以前は譲歩することに消極的だったと述べています。そして政治家や関連団体からの暴力的な投稿へのラベル付けや、虚偽の情報を含むコンテンツへの対応を含むポリシーの変更を行いました。

しかしそれはまだStopHateForProfitキャンペーンからの「推奨される次のステップ」と称する要求を満足するものではありません。キャンペーン側は「10あるステップのうち、ただひとつFacebookが取り組もうとしたのは、公民権擁護の役職を置くという点だったが、それも経営幹部レベルまたは相当の地位を確約するという点で同意には至らなかった」としています。

ザッカーバーグ氏は会談を前に、The Informationに対し「われわれの収入の一部に対する脅威のために、サービスの運営ポリシーやアプローチを変えることはない」と述べています。また「広告主はすぐにFacebookに戻ってくる」とも述べ、StopHateForProfitキャンペーンからの影響は大きくないとの考えを示しています。

source:Facebook, Free Press(Twitter), Rashad Robinson(Twitter)

 
新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]

 

関連キーワード: Facebook, advertising, Social media, Mark Zuckerberg, news, gear
0シェア
FacebookTwitter