Center Stage
Apple

Web会議サービスのZoomは26日(米現地時間)、M1 iPad Proが新搭載する自動画角調整機能「センターフレーム」に対応することを発表しました。合わせて、複数モデルのiPadを対象とするギャラリービュー(画面内に参加者を同じ大きさで表示する機能)も強化されています。

今回Zoomが対応した新機能「センターフレーム」(海外名はCenter Stage)とは、最新の11インチおよび12.9インチiPad Proが搭載する新機能です。超広角カメラと機械学習により、被写体が動き回ってもフレームの中心から外れないように、自動でズーム(望遠・広角化)や撮影位置を調整してくれるというもの。

さらには複数の人がいる場合でも、入ってきたタイミングや抜けたタイミングに合わせて画角を調整し、きれいにフレーム内に収めてくれます。

Zoom
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ただし、この機能はソフトウェア側の対応も必要なもの。アップル純正のFaceTimeはもちろん対応しているほか、「様々なビデオ会議アプリに対応」と予告されていました。その一番手として、ビデオ会議業界では最もメジャーなZoomが名乗りを上げたかっこうです。


ちなみにZoomとアップルの関係といえば、iPadの画面分割Split Viewモード中にカメラが使える機能のAPIアクセスを、アップルから特別に許可されたことが物議を醸していました。それがApp Storeの「すべての開発者を平等に扱う」との建前と矛盾しているかどうかはさておき、今回の更新は最新iPadユーザーからの需要が高いと思われます。

また12.9インチiPad Proでは、ギャラリービューが従来の最大25人から48人に増やされており、大規模な会議でも使いやすくなりました。その他のiPadでの詳細は不明ですが、Zoomは「多くのiPadモデルでも拡張されました」と述べています。

Zoom
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これらのアップデートは、今週中にApp Storeで配信されるバージョン5.6.6からサポートされるとのこと(記事執筆時点では5.6.4)。

最新のiPad ProはMacと同じM1チップにより破格の性能を備えているものの、もともとiPad用アプリの多くはそれほど処理が重くないため、今ひとつ実感がない……との声もありましたが、ようやく恩恵にあずかれそうです。

Source:Zoom(Blog)