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Bay Trail-Tタブレットレビュー:エイサー ICONIA W4-820(使いこなしとWindows 8.1編)

Yuki Kai
2013年12月25日, 午後02:10 in Acer Iconia
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3回に渡ってお届けするICONIA W4レビュー、第3回はタブレット端末としての使用感をレポートします。

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日本エイサーICONIA W4-820試用リポート
  1. ハードウェア編
  2. Surface 2との比較と艦これ編
  3. 使いこなしとWindows 8.1編(この記事)

タブレット利用時は使いやすいインタフェース

Windows 7までのインタフェースに慣れていると、Windows 8で一新された画面は使いにくさを感じる人も多いかもしれません。しかし、デスクトップPCとしてではなくタブレットとして使ってみると、Windows 8は非常に操作しやすく使いやすいインタフェースです。

Windows 8のスタート画面は2列構成になっており、最初に表示するスタート画面には利用頻度の高いアプリを、矢印ボタンから切り替えられるアプリ画面にはすべてのアプリを一覧表示します。気に入ったアプリは長押ししてピンを留めることでスタート画面に移動でき、逆に不要なアプリはピンを外すことでスタート画面から外せます。




ホーム画面


アプリ長押しでスタート画面へ表示するためのピン留めをオンオフできる



アプリ一覧

設定は画面右端から左スワイプで表示するチャームから選びます。逆に左側から右にスワイプすると起動中のアプリをマルチタスクで切り替えられます。Androidの「ホーム」「メニュー」「マルチタスク」ボタンがICONIA W4ではWindowsボタン、画面左右のスワイプに割り当てられているというイメージが近いでしょうか。


画面左端からスワイプでチャームを表示


画面右橋からスワイプで最近使用したアプリを表示

2つのアプリを1画面へ同時に表示できるのもWindowsタブレットの特徴です。AndroidではGalaxy Note3やNEDIAS W N-05Eなど一部機種で2画面表示はできるものの、特定アプリだけで、同時表示は限定的でした。ICONIA W4はアプリを利用中に画面上からスワイプするか、アプリ起動中のほかのアプリをマルチタスクからドラッグすることで、ブラウザを見ながらWordで文書を書いたり、地図を見ながらブラウジングしたりといった使い方が可能になります。


2つのアプリを同時に表示


画面左端のマルチタスクからアプリをドラッグして2画面に表示できる

ブラウザやアプリは必要十分。ソーシャルはプリインのPeopleが便利

ブラウザはInternet Explorerがプリインストール。スタートメニューから起動するとWindows 8モードが、デスクトップから起動するとデスクトップモードのIEが動作します。IEと言えばWeb業界での評価はそれほどでもないWebブラウザですが、WindowsアプリのIEは動作も軽く、URL入力欄が画面下にあるためアクセスしやすいなどタブレット操作に向いた仕様です。検索がBing固定なのが難点に感じるかもしれませんが、その場合はGoogleやYahoo!をホームページに設定することでしのぎましょう。


Windows 8モードのIE


デスクトップモードのIE

なお、ChromeやFirefoxなどほかのブラウザをインストールかつ標準ブラウザとして設定した場合、IEはWindows 8モードでは動作せず、デスクトップモードでのみ動作するようになります。ChromeもWindows 8モードでの表示機能を搭載していますが、こちらはデスクトップ向けのインタフェースをそのまま全画面化しています。操作感はデスクトップとほぼ変わらないため、タブレットでの操作を優先するのであればIEをそのまま使い続けるのも手です。


IEは標準ブラウザに設定しないとWindows 8モードで表示できない


ChromeアプリもWindows 8モードで表示できるがインタフェースはデスクトップモードとあまり変わらない

アプリはWindows ストアから好きなアプリをインストール可能。App StoreやGoogle Playと比べると数は少ないものの、FacebookやTwitter、Evernote、mixi、LINEなどソーシャルネットワークのアプリは公式提供しており、Yahoo! JAPANによる「Yahoo!天気・災害」「Yahoo!乗換案内」といった便利アプリも無料で利用できるなど、必要最低限のアプリは出そろった印象です。


Windows ストア


Facebook


LINE


Twitter


Yahoo!天気・災害


Yahoo!乗換案内


Hulu

また、ソーシャルネットワークに関してはWindows 8の特徴でもある「People」アプリも便利。MicrosoftアカウントにTwitterやFacebookといったソーシャルアカウントをひも付けておくことで、PeopleからTwitterやFacebookの更新状況をまとめて確認できるだけでなく、返信やリツイート、「いいね!」といったアクションもPeopleからできるなど非常に高機能。TwitterとFacebookに関しては公式アプリを使うよりもPeopleのほうが便利かもしれません。


TwitterやFacebookなどのソーシャルアカウントを統合できる「People」


自分へのコメントやツイートなどをまとめて確認。返信やリツイート、いいね!やコメントも簡単


自分の知人の更新状況も確認できる

Officeが使えるのがWindowsの魅力。SkyDrive連携でさらに便利に

Windowsを利用する理由の1つでもあるMicrosoft Officeは、ほかのアプリと異なりインタフェースは1種類で、デスクトップとWindows 8モードの切り替えはできません。ただし、タブレットでも操作しやすいよう、画面上部の指アイコンをタッチするとコマンドの間隔が広がり、タッチでも操作しやすくなります。デザイン自体も2013はWindows 8に最適化しているため、ドラッグ操作によるセル指定などの操作もタッチで簡単にできます。


タッチ操作用のUIに切り替え

なお、ICONIA W4はOfficeをプリインストールしてはいるものの、同梱のプロダクトキーを入力しないと使えないようになっています。外出先でOfficeを使いたいけれどプロダクトキーがなくて使えないということのないよう、ICONIA W4を手にしたら忘れずにプロダクトキーを設定しておきましょう。1度入力すればあとはプロダクトキー不要でいつでもどこでもOfficeが使えるようになります。

Officeと合わせて便利に使いたいのが、Windows 8から標準搭載されたクラウドストレージ「SkyDrive」。無料で7GBの大容量を使えるだけでなく、タブレットのような2台目の端末として使う時にも便利な機能を搭載しています。

すでにSkyDriveを利用しているアカウントを設定した場合、エクスプローラに「SkyDrive」の項目を自動的に追加し、PC内のファイルのように利用できます。ただし、初期状態ではファイルの名前や形式は通常のファイルと同様に表示するものの、ファイルそのものはオンラインにのみ存在し、実際に利用するには都度ダウンロードしなければいけません。


Microsoftアカウントを設定するとSkydriveをシステムとして設定


ファイルはすべてオンラインに保存。オフラインで利用するにはダウンロードが必要

一見すると不便そうですが、容量が64GBと限られているICONIA W4で使うことを考えると、すべてのファイルを自動的にダウンロードするとあっという間にストレージ容量が減ってしまう可能性もあります。その点SkyDriveであればファイルの存在そのものはローカルファイルの感覚で利用でき、必要なファイルだけダウンロードするというように容量をうまく節約できるわけです。

もちろん、常にフォルダやファイルをローカルに保存しておきたい場合は、右クリックで「オフラインで使用する」を選択すると、Dropboxのようにオンラインとローカルを自動で同期できるようになります。SkyDriveをあまり利用していないユーザーは全ファイルを同期、容量が多すぎて2台目端末には全部保存できないという場合はファイルやフォルダごと同期を設定すると便利です。


ファイルやフォルダを右クリックまたは長押しから「オフラインで使用するを選ぶとローカルとオンラインでファイルを同期できる

なおSkyDriveもほかのアプリと同様、タブレット用のWindowsアプリを用意。こちらはデスクトップ同様オンラインにアップロードされているファイルをすべて表示、ダウンロード済みのファイルであれば直接開くことが可能になっており、見た目は大きく違いますが機能としてはデスクトップと同じ感覚で扱うことができます。


WindowsアプリのSkyDrive

バッテリーは実利用で5時間近い動作、USB充電にも対応

タブレットとして利用するときに気になるのがバッテリー。持ち運びしやすいサイズのタブレットは外出先で使うことも多く、電源が確保できない場所でも長時間利用できるかどうかは非常に重要なポイントです。

実際にフル充電の状態からタブレットとしてではなくデスクトップPCとしてChromeでタブを大量に開きつつSkypeを起動、たまに艦これをプレイするというスタイルを続けたところ、フル充電から1時間で残り83%、2時間で残り63%となり、4時間40分でバッテリーが空になりました。これは初期設定からディスプレイ輝度などを一切変更せず、さらにディスプレイも常に点灯した状態のため、輝度設定の調整やスリープなどを活用することで実際の利用時間はさらに伸びるでしょう。

また、バッテリーの駆動時間を調べるBBenchで輝度を最低、ディスプレイを常時点灯にし、キーストロークとWeb巡回をオン、Bluetoothキーボードとペアリングした状態のまま測定したところ、8時間程度でバッテリーが空になりました。公称の動画再生10時間に比べるとやや少ない結果となりましたが、このサイズで外出時に使えるPCとしては十分な動作時間。USB充電も対応しているので、外出時はモバイルバッテリーなどを組み合わせればさらに利用時間を伸ばせそうです。

カメラはスナップ写真程度、動作速度の速さが魅力

基本的にはインカメラのみ搭載が多いノートPCと異なり、タブレット型のICONIA W4は500万画素のアウトカメラも搭載し、写真の撮影も行なうことができます。


カメラアプリ

インタフェースは非常にシンプルで、画面下からスワイプでインカメラとの切り替えやタイマー、露出補正、スポットの調整が可能。スポットの調整はオンにするとタッチした場所にピントを合わせてシャッターを切れるようになります。また、画面右端から左へスワイプすると詳細設定が可能になり、写真の縦横比や動画の品質、グリッド線の表示や位置情報のオンオフが切り替えられます。

画面下からのスワイプで露出補正やカメラ切り替え


画面右からのスワイプで写真の縦横比や動画の品質を設定

500万画素ということで非常に高画質な写真ではないものの、スナップ写真としては十分な画質。何より動作の速さが魅力で、画面をタッチした瞬間に写真が保存されるスピードの速さは、一度慣れてしまうとほかの端末が非常に遅く感じてしまうほどです。

作例

低価格ながら高性能、2台目はもちろんメインPCにもなり得る

以上、Windows 8のUIにも触れながら3回に渡ってICONIA W4のレビューをお届けしました。低価格ながらも高性という前評判の通り、実際に使ってみて2台目のPCとしてはもちろん、メインPCとしても十分に使えるパフォーマンスの良さが、Officeがついて5万円というのは非常に魅力的です。

Atom Z3000搭載の8インチタブレットの中では、GPSこそないもののMicro HDMIに対応し、ディスプレイに映し出してデスクトップPCとして使えるのもメリットの1つ。MHLの場合せっかくのUSBがディスプレイ出力で埋まってしまうことを考えると、室内を中心に使うユーザーにはmicro HDMIの有無も重要なポイントの1つでしょう。

タブレットとしても非常に軽くサクサクと動作し、対応アプリも着々と増えています。1台でPCとタブレットの2役を担いつつ、パフォーマンスも十分に出せるICONIA W4は非常にコストパフォーマンスのよい端末と言えるでしょう。

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