アップルのスペシャルイベントで発表された iPhone 6 / 6 Plusは、既報のとおりNFCに対応します。また新サービス Apple Pay も明らかになりました。ここではNFC関連の関係各社のコメントをまとめます。



噂が噂を呼ぶと言いますか、ことアップル製品においては製品発表後も「それはこういうことではないか?」と読み解く作業が必要なことが多いもので、熱狂的な支持者からすればそれさえもアップルの提供する楽しいコンテンツといった側面もあるでしょう。

しかし、スマートフォンがコモディティ化した今、憶測のスパイラルが加速すれば誤った情報がそのまま広がる可能性もあります。とくにNFCはさまざまなデバイス間をつなぐトリガーになるほか、電子マネーやポイントカードなど生活と密着したツールと言えます。なるべく正確な情報が欲しいところです。



端末の予約受付がはじまるタイミングということもあって、NFCの対応状況について携帯各社やアップルに質問しました。現時点でその結果はかんばしくない、というのが正直な印象です。

まず、iPhone 6 / 6 PlusでNFCで何ができるのか? これに携帯各社は基本的に「端末に関することはアップルに聞いて欲しい」という立場をとっています。

ならば、予約開始のタイミングで店頭ではなんとコメントするのか? 一般の購入者にもわざわざアップルへ質問するよう求めるのか、と質問。NFCに関して言えば、日本国内はおサイフケータイなどである程度馴染みのあるものです。購入者が自分の使っていたサービスが使えるのかどうか、気になります。



一連の質問に対しドコモでは「詳細を確認中です。おサイフケータイ対応に関しても検討していきたい」とコメントしています。

KDDIでは店頭でのコメントについて「検討中、どうなるかわかりません」。

ソフトバンクは「NFCの対応状況については、各サービス事業者が提供するものです。Apple Payについてはアップルのサービス。リリースでは米国内で使えるとある」としています。

というわけで、携帯各社は基本的に何も判断していない状況。予約時点で機能やサービスの詳細がわからぬままに買う決断が必要になるのかもしれません。

なおアップルは、担当者が日本に帰国移動中ということで、メールで以下の質問の回答を求めています。11日13時にメールを送信しましたが、現時点で回答は得られていません。
  • NFCの規格は何か
  • Apple Payは日本でも使えるサービスなのか
  • Apple Pay対応のNFC読み取り機は専用のものなのか?
  • 既存のサービスは使えるのか? モバイルSuica、VISA payWave、paypassなど電子マネーサービスの対応状況は?
なお、Apple Payのリリースには「Apple Payは、iPhone 6およびiPhone 6 Plusと共に10月より、iOS 8に対する無料アップデートとして米国で提供予定です」とあります。
iPhone 6 / 6 PlusのNFCは日本でどこまで使えるか? 携帯各社は判断保留、沈黙のアップル
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