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液晶画面の消費電力がほぼゼロになる表示デバイス技術。将来のスマートフォンはほとんど電源が必要なくなる?

Shinichi Sekine , @sekine_s
2015年11月26日, 午後06:00 in Bodle
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ウェアラブルデバイス向けディスプレイなどの開発を手がける英国のテクノロジー企業Bodle Techologiesは、消費電力がきわめて低い表示デバイスのフレームワークを発表しました。

Bodleの発表において技術の詳細はほとんど明らかにされていませんが、公開されている模式図には"電気的、光学的、機械的な手段を用いて光を操作する超薄膜構造体"としており、反射式および透過式デバイスの両方において、フィルタリングや下向き光軸の切り替え制御などに"Phase Change Material"を通過することが示されています。 

Gallery: Bodle Technologies ”phase change material” | 2 Photos

Phase Change Materialの材料も開示されていませんが、"商業用途において既によく知られ、十分に特徴づけられた素材"を用いているとしています。

同社は低消費エネルギーの高解像度ディスプレイなどの開発を目的としてオックスフォード大学の研究者が設立したスピンアウト企業。光学的な機能性を持つ薄膜技術を得意としており、ウェアラブルデバイス向けには薄膜上で光の屈折率を変化させることで反射光を操作し、100nm画素ピッチの高精細な低消費電力ディスプレイの技術などを発表済みです。

スマートフォンにおいて、液晶画面は電池残量を消費する割合の高いデバイスです。明るさを抑える設定によって少しでも消費を抑えるなどの工夫が広く知られていますが、ディスプレイそのものの構造が変化し、消費電力がきわめて低く抑えられるようになれば、毎日帰宅してから端末に充電ケーブルを接続する必要もなくなりますし、画面とはまた異なる部分に電力のリソースを割く方向性も考えられるでしょう。

現状では技術発表未満のレベルにとどまっており、コスト的な部分も含めて詳細は不明ですが、スマートデバイスの画面表示に関わる消費電力を劇的に抑えられるという話が本当であれば、大変魅力的な技術です。今後も詳細が明らかになり次第、お知らせしていきます。

Via: Engadget
関連キーワード: bodle, bodletechnologies
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