レノボ・ジャパンが高級ノートPC、ThinkPad X1シリーズの日本バージョンを発表しました。その中でも中核的モデルとなるのが、いわゆるSurface Pro対抗モデルとなる12インチ合体式タブレットPC『ThinkPad X1 Tablet』。発売は本日から、レノボ直販モデルの価格は18万8000円からです。

【1時12分更新】レノボ直販モデルの価格が判明したため、タイトルを含めた価格情報を更新しました

OSとしてWindows 10 Proを、心臓部となるCPU(SoC)にインテルの第六世代Core mシリーズを、ディスプレイに2160×1440解像度、縦横比3:2のIPS液晶を搭載。ファンレス設計で、キーボード装着時厚さ13.65mm、重量1.07kg。本体のみ(タブレット状態)では8.45mm/767gと薄型・軽量です。

ThinkPad X1 Tablet 実機

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18 枚





横長置き時の本体サイズは、タブレット時291×209.5×8.45mm(幅×高さ×厚さ)、合体時は291×209.5×13.65mm(同)、公称バッテリー駆動時間は10時間です。



特徴は本体底面に円筒形の拡張モジュールを合体可能という、ユニークな構造。合体に使う端子はキーボードとの兼用のため、キーボード装着時の合体時には、「本体とキーボードの中間に挟む」ような構造になります。


別売りの拡張モジュールは3種類。『プロダクティビティ・モジュール』は、生産性向上を目的とした構成。バッテリー駆動時間が延長できる内蔵バッテリーとフルサイズのUSB3.0端子、レノボ独自の拡張端子「OneLink+ポート」を備えるモジュール。

『プレゼンターモジュール』は、その名の通りプレゼンテーション用の構成。2m先に60 インチの大画面を投影できるピコプロジェクターとHDMI ポート(入力・出力切り替え式)を搭載するモジュール。
プロジェクター用のバッテリーも内蔵するため、本体バッテリーを使用せずに約2時間使用が可能です。

『3Dイメージングモジュール』は、3Dカメラ(インテルのRealSenseシリーズ)を装備した構成。3Dスキャンや3D撮影が可能なモジュールです。



本体はキックスタンドを搭載しますが、Surface Proとは逆向き(本体底面側)から開く構造。この方式により、モジュール装着時、非装着時にかかわらず角度調節が可能な設計です。





専用キーボードは、本体およびモジュールとの合体式(Bluetooth接続ではありません)。TrackPointと独立ボタン(なんとメインボタンの軸がスクロールボタンと逆向きに戻りました)、タッチパッドを搭載したタイプ。現行のThinkPadシリーズから6列配置などを継承します。

別売りのThinkPad Pen Pro(静電容量方式のため電池が必要なタイプです)によるペン入力にも対応します。メイン(背面)カメラは800万画素、フロント(正面)カメラは200万画素。





拡張端子は、USB PDに対応したUSB 3.0 タイプC×1基、USB 3.0×1基、マイクロSDカードスロット×1基、mini DisplayPort×1基。さらにオーディオ入出力を備えます。付属45WACアダプタもタイプC端子仕様です。

基本構成モデルは3種類。主にCPU(SoC)とメモリ容量の違いです。SSDは3モデル共通で、シリアルATA接続の192GBを搭載します。

最上位「20GG000JJP」は22万4000円(税別)で、CPUはCore m5-6Y57(2コア4スレッド、基本クロック1.1GHz、ターボ時最大 2.8GHz)、メインメモリは8GB。

中核モデル「20GG001TJP」は21万9000円(同)で、CPUはCore m5-6Y54(2コア4スレッド、基本クロック1.1GHz、ターボ時最大 2.7GHz)、メインメモリは8GB。

廉価モデル「20GG0000JP」は20万2000円(同)。CPUはCore m3-6Y30 (2コア4スレッド、基本クロック900MHz、ターボ時最大 2.2 GHz)で、メインメモリ4GBとなります。

なお、米国版に用意されるLTE通信機能は、残念ながら搭載モデルはありません。




ThinkPad X1 Tabletは、最上位シリーズということもありかなり高価ですが、合体式モジュールの面白さやキーボードの打鍵感、本体の剛性といった点ではThinkPad X1シリーズを名乗るだけあり、かなりの完成度の高さを感じる仕上がりです。

Core m搭載によるファンレス設計やThinkPadシリーズとしては初の採用となる縦横比3:2の液晶パネル、PD対応USBタイプC端子といった、ThinkPad X1シリーズの中でも他にない技術も導入されており、十二分に注目できるモデルです。
モジュール合体式Core mタブ『ThinkPad X1 Tablet』日本版は18万8000円から、キーボード付きで1.07kg
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