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暗黒物質がない銀河・SpaceXの衛星4425基打上げ計画が承認・アップルの自動運転で酔わないVR #egjp 週末版111

もしこれで酔ったら乗物酔いなのかVR酔いか、どっちだ

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2018年4月2日, 午前07:00 in Weekend
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Ittousai, 8月13日
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1週間のあいだに拾いきれなかったニュースをいくつかピックアップしてお届けします。今回は「ダークマターが存在しない銀河」「SpaceXの衛星コンステレーション計画が承認」「アップルが乗り物酔い対策VRゴーグル特許出願」といった話題を取り上げました。

英国のEU離脱で英国内で登録された.EUドメインが使用禁止に?

欧州委員会(EC)が、英国内で登録された.EUドメインのウェブサイトは英国のEU離脱後、特別なルール変更がない限りそのドメイン登録を取り消す方針を示しました。対象となるのは英国のみに設立されている企業や組織などで、英国のEU離脱が成立した直後に取り消しを実行するとのこと。

しかし、EU離脱直後のドメイン取り消しはECのドメイン登録帰還であるEURidですら思いもかけないことかもしれません。そもそも、既存ドメインの既得権を許可するインターネットそのものルールに反しています。たとえば1991年に消滅したソビエト連邦の.SUドメインを使うウェブサイトはいまだに存在しています。

ただ、.EUドメインの登録資格については、2006年に制定された規則に「EUの住民のみ利用可能」であると記されておりECが指摘するように英国がEUからの離脱を完了すれば、その定義からは外れてしまうことも否定できません。

ダークマターが存在しない銀河が見つかる

米国エール大学の天文チームが、約6500万光年の彼方にある銀河NGC1052-DF2の質量を観測したところ、なんとその銀河の質量そこに存在する恒星の質量とまったく同じだということがわかりました。銀河の質量は恒星の質量を合計したよりもかなり大きいのが普通であり、その原因となるのが暗黒物質(ダークマター)と呼ばれる存在です。暗黒物質は仮説上の物質ながら、それがなければ宇宙の質量は説明できません。

さらに現在の理論においては、銀河は暗黒物質が重力によって集合した塊、ダークマターヘイローから形成されると説明されており、星間ガスがダークマターヘイローに取り込まれて星が生み出され、最終的にわれわれがいるような銀河を形成すると考えられています。

とすると、暗黒物質のない銀河はどのようにして生み出されたのかと言う疑問が生じます。もしかすると、NGC1052-DF2において何らかの大きな環境変化が起こり、ガスと暗黒物質をすべて吹き飛ばした可能性が考えられます。もしくは、NGC1052-DF2が近隣の他の銀河の形成からの影響を受けて作り出されたものという可能性もあるかもしれません。

ちなみにこのチームは、2016年には「99.99%暗黒物質で形成される銀河」を発見しています。


FCCがSpaceXの衛星コンステレーション計画を承認

米国連邦通信委員会(FCC)が、4425基の衛星コンステレーションを構築し、地球全域に高速インターネットを提供するというStarlink計画を承認しました。衛星は2019年から2024年の間に段階的に打ち上げられる予定で、およそ高度1150~1300kmから1Gbpsの通信を提供するとのこと。

SpaceXの社長Gwynne Shotwellは「この複雑な計画にはまだまだ仕事がたくさんありますが、これはSpaceXが次世代の衛星ネットワークを構築するための重要なステップです。このネットワークは地球全体をリンクし、特にまだインターネット環境が得られていない人々に信頼性の高い手頃なブロードバンドサービスを提供します」

ただ、膨大な数の衛星を打ち上げるため、最初から動かなかったり故障が発生する衛星もいく柄出てくるはず。また衛星の寿命が来たときのスペースデブリ化への対処プロセス、電波望遠鏡への干渉の影響、同種の衛星コンステレーション計画との距離の管理など、運用に関する課題もまだまだ残されています。

SpaceXが計画を実行するまでにこれら問題を解決できるのかはわかりませんが、我々にできるのはそのときを待つことだけです。


米国内サイトを攻撃したロシア人ハッカー、チェコ共和国で逮捕され米国へ引き渡し

DA7TJ4 Concept photo in high contrast black and white of hacker's fingers on keyboard
チェコ警察当局が、ここ最近米国内のサイトを標的としたサイバー攻撃をたて続けに行っていたロシア人ハッカーの身柄を拘束、米国に引き渡しました。この犯人は2012年以降、DropBoxやLinkedInなどに侵入しそれらサービスのユーザー約1億人の情報を持ち出したとされます。

犯人の身柄がチェコ当局に拘束されたあと、ロシア当局はその犯人が2009年に別の事件に関わっていたとして逮捕状を交付、身柄の引き渡しを求めました。しかしチェコの法定はロシアとアメリカどちらへ犯人を引き渡しても良いとの判断を下し、チェコの法務大臣Robert Pelikan氏は米国への引き渡しを選択したとのこと。

アップル、自動運転車の乗り物酔いを軽減するVRゴーグル特許を出願

米国消費者庁(USPTO)が、アップルが特許出願した特殊なVRゴーグルの資料を公開しました。このVRゴーグルは、自動運転車で起こりがちな乗り物酔いをVRで緩和させるというもの。ゴーグルには乗客の発汗、脈拍数、嚥下などを検出するセンサーが含まれ、乗り物酔いの兆候を検知すると、車の動きに合わせた映像の表示で不快感を和らげます。

それ以外にも車内エンターテインメント的な使用方法も提案されており、バーチャルな同乗者を登場させたり、車内を仮想的に会議室に変貌させる用途、さらに車の動きや振動、音響だけでなく空調や送風を利用したラフティングやハンググライダーからゾンビ退治までを仮想体験したりもできるとのこと。

これらは現段階では特許の話であり、必ずしも実現するというものではありません。ただ、車酔いをしなくなるというだけでもありがたいと思う人は多いはず。

自動運転車のコンセプトでの移動会議室という提案はまったくもって珍しくないものの、実際に走る車の中でそれをやれば車酔いになるのは目に見えています。そういう意味で、本当に走る会議室を実現するひとつのアプローチとして、アップルの特許は興味深いものと言えるでしょう。




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