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「意外なほどつながる」楽天キャリア回線を1日使ってみたレビュー

その未来は無料サポーターに託された

山口健太(Kenta Yamaguchi)
2019年10月15日, 午後06:10 in Mno
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矢崎 飛鳥, 10月29日
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いよいよ始まった楽天の携帯キャリア(MNO)サービス。「無料サポータープログラム」に申し込んだ筆者は運良く当選し、10月14日にSIMカードと端末が届きました。

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第4のキャリアとして、楽天モバイルは携帯業界に革命を起こそうと意気込んでいます。できたてほやほやの携帯キャリアは本当につながるのか、第一印象をお届けします。

対応端末の中から「OPPO Reno A」を選択

これまでドコモやauの回線を借りてMVNO事業を展開してきた楽天モバイルが、10月1日より自社で基地局を整備する携帯キャリア事業を開始しました。

楽天の三木谷社長が「ホップ、ステップ、ジャンプ」と表現したように、まずは5000名の無料サポーターを募集する形でサービスを開始。筆者は一般の利用者と同じく個人の楽天アカウントで申し込みましたが、同業者で当選した人は少ないようで、本当に偶然当たったようです。

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▲無料サポーターに登録すると入手できるパッケージの中身。SIMカードと購入した端末、簡単なマニュアルが入っていた

楽天キャリアに対応した端末の中から、筆者は「OPPO Reno A」を新規購入しました。3万円台でありながら防水、おサイフ、6GBのメモリ、Snapdragon 710を搭載。さらに楽天による10000ポイントの特典も付くなど、常軌を逸した高コスパ端末です。

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▲端末はOPPO Reno Aを購入。急速充電がないのはやや気になる

楽天側では端末にIMEI制限などはかけていないとのことから、SIMフリーのiPhone XSにSIMを入れてみたところ、データ通信はできるようです。ただし音声通話やテザリングができないという問題もあり、安心して使えるのは対応端末のみといったところでしょう。

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▲SIMカードはマゼンタ色のロゴ入り。引き出しの中がSIMカードだらけの人でもすぐに見分けがつきそう。

無料サポータープログラムの当選者向けに提供される「my楽天モバイル」にはチャットによるサポートも用意されており、分からないことはすぐに質問して回答を得られるようになっていたのは好印象です。

意外なほどつながるが、auローミング次第の一面も

さて、皆さんが一番気になるのは「実際どれくらいつながるのか」という点でしょう。実際に品川駅から東京駅に山手線で移動しつつ、オフィスビルや店舗内で使ってみたところ、常にLTEでつながっていました。

まだまだ都心の一部で使ってみたに過ぎませんが、楽天の基地局整備は遅れているとの印象があっただけに「意外なほどつながる」というのが第一印象です。

通信速度も、爆速という感じではないものの下り50Mbps程度、上り15Mbps程度が安定して出ています。MVNOが苦手とする昼休みのオフィス街でも、それなりの速度が出ていました。

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▲平日12時半に丸の内仲通りで計測(サーバーは楽天モバイルを利用)。ドコモ回線のMVNOでは下り0.7Mbpsだった

楽天の三木谷社長は、モバイル事業を「携帯業界のアポロ計画」に例えていました。そういう意味では、まずは打ち上げには成功したといえるでしょう。ただ、気になるのは宇宙船のあちこちに「au」のロゴが付いていることです。

「Net Monitor」アプリで確認したところ、屋外の地上では楽天の基地局を掴むものの、地下やビル内で電波が弱くなるとすぐにauローミングへと切り替わります。Androidの画面上では「Rakuten」表記のままで、ユーザーが切り替わりを意識する必要はなさそうです。

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▲都内の地下ではMCC MNCの値が「440 53」になり、auローミングでつながっている。

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▲品川駅の新幹線のりば付近では楽天を掴んだ。中央改札前ではauローミングになることも。

auローミングの範囲は想像以上に広く、東京駅の地下街、丸ビル、ビックカメラ有楽町店の店内、地下鉄大手町駅、走行中の地下鉄など、楽天の電波が届きそうにない場所のほとんどがauローミングになっていました。

ただし、都心から離れたスーパーマーケットでは、店内の奥まった場所で完全に圏外になることもありました。楽天の基地局は東京23区、名古屋市、大阪市、神戸市に展開しており、まだまだ検証していく必要がありそうです。

楽天キャリアの成否は無料サポーターに託された

かつてのソフトバンクは、大手3キャリアの中でも「つながらない」との評価が定着していました。2012年に900MHzのプラチナバンドを導入後、何年もかけてエリアの穴を潰し、プロモーションを繰り返すことでようやく汚名を返上した感があります。

これに対して楽天のLTE周波数はバンド3(1825〜1845MHz)しかなく、かなりの苦戦が予想されるところ。そこで期待されるのが、5000名の無料サポーターの活躍です。圏外になる場所を見つけたら、SNSで愚痴を言いたくなる気持ちは分かりますが、まずは楽天にしっかり報告することで初めて改善へとつながります。

楽天は他社に真似できない料金プランの発表を予告しています。楽天が軌道に乗れば、値下げ競争により業界全体の活性化にもつながるはず。携帯市場の未来は、無料サポーターの活躍にかかっているといえるでしょう。




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