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2画面化スマホ LG G8X ThinQインプレ、ゲームに特化した仕掛けも

「ZTE M」からの買い替えを検討してみる

金子 麟太郎(Rintaro Kaneko)
2019年11月26日, 午後03:30 in Dual Screen
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2画面スマホといえば、2013年にNECカシオ(当時)がした「MEDIAS W」、ドコモとZTEが共同開発した「ZTE M」(2018年に発売)、最近では「Surface Duo」をマイクロソフトが発表するなど、再び注目を集めています。

閉じれば1画面のスマホとして使え、開けば2画面になり、1画面より多くの情報を表示できるのが特徴です。しかし、LGによると、独自性を極めるあまり「使い方がわからない」「ニッチすぎる」「高い」などのネガティブな印象が多く、ヒットには至っていないと言います。

こうしたことを踏まえ、LGが考えたのは「常時2画面である必要はない」ということ。LGが商品化したスマホ「G8X ThinQ」は、デュアルスクリーンケースが同梱され、ケースを装着すると2画面スマホに変身します。逆をいえば、ケースを付けずにスマホ単体(1画面)として使えるということです。

この記事では、G8X ThinQがこれまでのスマホと比べてどのような点が優れているのかを、「ZTE M」との比較も交えつつ、考えたいと思います。

LG G8X ThinQ Review▲ZTE M

まず、2画面に切り替える方法ですが、ZTE Mの場合、A画面だけ使用する「通常モード」のほかに、下記3つのモードが用意されています。いずれも、画面下にある「M」アイコンをタップして各モードを切り替えます。

・それぞれの画面で異なるアプリを起動できる「2画面モード」
・A画面と同じ映像をB画面に表示できる「ミラーモード」
・2画面をひとつのディスプレーとして使用できる「大画面モード」

LG G8X ThinQ Review▲G8X ThinQ

LG G8X ThinQ Review
▲G8X ThinQの2画面表示はこのアイコンをタップして切り替える

一方、G8X ThinQの場合、ケースを装着すると、デュアルスクリーンをオンに切り替えるアイコンが画面の端に小さく表示されます。それをタップすることで、下に記載の各モードに切り替えられます。

・デュアルスクリーンのON / OFF
・画面の入れ替え
・片方の画面をもう片方に移動
・ワイドモード
・メインスクリーン節電

2画面を使って別々のアプリを個別に表示したり、ひとつのアプリを大画面で表示する、といったモードは共通しています。G8X ThinQには、片方の画面を使わない時に両画面を点灯しつつ、片方のみを暗くしてバッテリーの消費を抑えるモード「メインスクリーン節電」が用意されています。

LG G8X ThinQ Review
▲2画面で別々の記事を表示

LG G8X ThinQ Review
▲YouTubeを視聴しながらTwitterも見れる

2画面の具体的な活用方法は、例えば、Chromeを起動して別々の記事を読み比べたり、YouTubeを視聴しながらTwitterでつぶやいたり、というように様々あります。特に便利だと感じたのは、少し角度をつけて片方の画面をスタンド代わりに使えることでした(下の写真)。

LG G8X ThinQ Review
▲動画視聴がしやすい

大画面モードはZTE Mより不便かも

一方で、2画面をひとつのディスプレーとして使用できる「大画面モード」は、Webブラウザの閲覧や動画視聴には不向きと言えそうです。

ZTE Mで大画面モードを表示すると、ヒンジ部分の影響で表示が途切れますが、ベゼルが狭いため、そこまで気になりませんでしたが、G8X ThinQでワイドモードを使うと、ヒンジ部分がむき出しになっているどころか、ベゼルがZTE Mよりも太いため、あまり良い印象を与えてくれませんでした(下の写真)。

LG G8X ThinQ Review▲ZTE Mはベゼルが細い

LG G8X ThinQ Review▲G8X ThinQはベゼルが太く、ヒンジ部分がむき出し

G8X ThinQはゲーム好きにたまらない仕掛けあり

しかし、ゲームとなればG8X ThinQの方が圧倒的に便利だと感じます。それは、片方にゲームの画面を表示し、もう片方をコントローラー(パッド)として使うという機能を搭載していること。これこそ、2画面を活かせる魅力だと感じます。

LG G8X ThinQ Review▲左上にあるコントローラーのようなアイコンをタップするとゲームの設定が行える

同機能は、ゲーム中に戻るボタンの左に表示されるコントローラーのようなアイコンをタップすることで使えます。

パッドのスタイルは下記4種類が用意されています。基本的にはハードウェアゲームパッドをサポートしているゲームでのみ使えますが、ハードウェアゲームパッドをサポートしていないゲームで使えるパッドを作成することも可能です。


LG G8X ThinQ Review▲コンソールゲームのスタイル

LG G8X ThinQ Review
▲レーシングゲームのスタイル

LG G8X ThinQ Review▲アーケードゲームのスタイル

LG G8X ThinQ Review
▲ベーシックゲームのスタイル

まずは、試しに3Dのガンシューティングゲーム「Call of Duty: Mobile(以下、CoD:M)」をプレイしてみました。

LG G8X ThinQ Review▲LG G8X ThinQで「CoD:M」をプレイ

このゲームはデフォルトで用意されていたパッドが使えなかったので、同ゲーム用のパッドを作成してみました。特にこうしたゲームでは、周囲にいる敵の位置を把握するためにも、広い視野で見れた方が有利です。ゲーム画面とパッドの画面を分けることで、メインのプレイ画面に指がかぶらなくて済みます。

しかし残念なことに、せっかく作成したパッドで補えたのは前後左右に移動するための方向ボタンのみでした。リロードやシューティング、武器の切り替えといった操作は、どうしてもパッドではなく、メインのプレイ画面で行う必要がありそうです。

LG G8X ThinQ Review▲LG G8X ThinQで「アスファルト9」をプレイ

一方、レーシングゲームの「アスファルト9:Legends」では、パッドがレーシングゲームのスタイルよりもコンソールゲームのスタイルの方が、使いやすいと感じました。「L1」もしくは「L2」をタップするとドリフト、「R1」もしくは「R2」をタップするとニトロが使えます。

アスファルト9では、加速とステアリングを自動で行ってくれるため、レーシングゲーム用のハンドルは全く必要ありません。むしろ、親指の届く範囲にあるLとRボタンを備えるコンソールゲーム用のパッドが使いやすいと感じました。

この他にも、単純にコントローラーとして使えるだけでなく、ゲーム待機中にディスプレイの輝度とパフォーマンスを抑え、バッテリーの消費を抑える「ゲーム待機中節電」や、プレイ中の画面をスクショ撮影できる、YouTubeでゲームタイトルを検索できる、ゲーム中の通知を制限するなど、気の利いた機能がたくさん用意されています。

意外と綺麗に撮れるG8X ThinQ

ZTE Mユーザーだからこそ感じるG8X ThinQの魅力は、ゲームに限ったことではありません。実際に2機種で撮影した写真を見比べてみましょう。

LG G8X ThinQ Review
▲ポートレートの比較

カメラのスペックはZTE Mが有効画素数約2030万画素、G8X ThinQは背面に有効画素数約1,200万画素の標準カメラと有効画素数約1,300万画素で画角136度の超広角カメラを搭載しています。インカメラは単眼ですが、画素数は3200万画素と、セルフィー向きな仕様です。

ポートレート(上の写真)は、どちらの機種もインカメラで撮影しました。画角が異なる点はご容赦ください。全体的に暗いZTE Mの写真よりも、G8X ThinQの方が程よい明るさを担保できています。

LG G8X ThinQ Review
LG G8X ThinQ Review

カメラの比較に関しては、ZTE Mは単眼でG8X ThinQが複眼構成なので、単純に良し悪しを判断するのは難しいです。G8X ThinQは、どうしても2画面だけが注目されがちですが、超ワイドに撮れるのも魅力です。

防水やFeliCaに対応するも、やや重いG8X ThinQ

カメラの他に気になるのが耐久性です。ZTE Mは、防水やFeliCa(おサイフケータイ)などの、いわゆる日本仕様には非対応でした。G8X ThinQは、付属のケースは防水に対応しないものの、本体はしっかりと対応しています。

手に持ったときの感じ方は人それぞれ違いますが、単体では193gと、大画面のスマホとしては標準的な重さと言えます。しかし、ケースを装着した場合の重さは331gとなるため、片手で持ち続けるには、ややつらいです。サイズは単体で76×160×8.4mm、ケース装着時で164×166×15.0mm。

ちなみに、ZTE Mの重さは約226g、サイズは72×151×12.1mmです。G8X ThinQは、必要に応じてケース装着し、2画面化できる半面、重さとサイズは妥協するしかなさそうです。

LG G8X ThinQ ReviewG8X ThinQ本体下部のType-C端子とケース下部の端子が噛み合うように装着

さらに、注意すべきは充電方法です。ZTE MとG8X ThinQの充電端子はどちらもUSB Type-Cを採用しています。G8X ThinQの場合、本体下部のType-C端子とケース下部の端子が噛み合うように装着します。

LG G8X ThinQ Review変換アダプターはマグネットでくっつく

ケースを装着すると、Type-C端子穴は隠れてしまいます。ケースを装着したまま充電するには、付属の変換アダプターにType-Cケーブルを接続し、さらにそれをケースにカチッと付けます。

ZTE Mからの買い替えはありかも

G8X ThinQは、ZTE Mユーザーが買い換えたとしても、思う存分満足できそうです。とくにカメラやゲーム、防水やおサイフケータイに対応している点においては、すごく魅力を感じます。

今現在、大手キャリアで購入できる2画面スマホは選択肢が非常に限られています。より多くのアプリが2画面表示をサーポートすることで、真価を発揮できると言えるでしょう。G8X ThinQが単なる一発屋で終わらないように願うばかりです。


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