Kindleが紙に近づく新機能Page Flip導入。指挟んでパラパラを再現 (動画)

Ittousai
Ittousai , @Ittousai_ej
2016年06月29日, 午前 10:40 in kindle
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アマゾンが電子書籍リーダー Kindle に新しいブラウズ機能 Page Flip を導入しました。

ページフリップは読んでいるページを保持したまま素早く本全体をブラウズして、すぐ元のページに戻れる機能。紙本でいえば指や栞を挟んでパラパラとめくる動作を再現します。紙の本を読む少年とKindleで読むご婦人の対決風に演出された解説動画は続きをどうぞ。


電子書籍に真似できない紙本の優位としてよく挙げられるのは... というより文書表示装置としての紙束と電子ディスプレイの差は、物理的にパラパラとめくって高速に中身を眺められること。

電子書籍リーダーでもブックマーク機能やサムネイル表示といった機能はありますが、紙本で読んでいたところを押さえたままもう片方の手でパラパラめくる手軽さには勝てません。

というわけで導入された Page Flip は、Kindle本を即座に高速ブラウズでき、1タップで元の位置に戻れる機能。

具体的には、これまでメニューを表示していたようにページの中ほどをタップすれば、自動で前後のページが覗く高速ブラウズモードに入ります。

この状態では左右にフリックすることで、1ページずつめくるより高速に、なめらかにスクロールして中身をブラウズできます。

画面下のシークバー上で指をドラッグした場合、従来はカーソルとページ数表示だけが更新され離したところでページが開く挙動でしたが、Page Flipが有効になるとシークバー操作でも直接ページがスクロールして追従します。

シークバーのとなりにあるサムネイルアイコンをタップすれば、グリッド上に分割された縮小表示で、さらにすばやくページコンテンツを一覧しつつスクロールとブラウズができます。




ブラウズ中もさきほどまで読んでいたページはサムネイルとページ数で表示されているため、タップすればすぐ戻る仕組みです。


Page Flip は iOS および Android の Kindleアプリ最新版ですでに導入済み。対応するKindle書籍の場合、メニューや特別な操作で呼び出す必要はなく、ページなかほどをタップするだけで、自動的に Page Flip モードに入ります。特別な機能というよりは、メニュー表示からのページめくりUIが標準でこちらに更新されたイメージです。

ページの中ほどをタップしてもPage Flipにならない(ページがやや縮小され前後ページの一部が見える状態にならない)場合は、書籍側が対応していないためと考えられます。手元で試したところ、リフロー対応の欧文Kindle書籍はほぼ対応していました。

Page Flip はFireタブレットや一部のKindleデバイスにも今後提供される予定。Fireはともかく、滑らかなスクロールや高速な書き換えが苦手なKindleデバイスでどこまで使いやすくなるか注目です。

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