中国Foxconn工場閉鎖が延長の場合、iPhoneの生産と出荷に「大きな」影響のうわさ

ベトナムやインド工場では穴を埋めきれないようです

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年02月4日, 午後 02:00 in apple
0シェア
FacebookTwitter
Foxconn
SIPA USA/PA Images

中国武漢市を中心に発生した新型コロナウイルスが感染拡大しているなか、台湾のiPhone大手組み立てサプライヤーFoxconnは中国政府の命令により現地の工場を少なくとも10日まで一時閉鎖し、生産の「ほぼ全て」を停止したと伝えられていました。

もしも、それ以降も生産の停止が延長された場合は、アップルを含む同社クライアントの生産への「大きな」影響が生じ、出荷が中断される可能性があるとの噂が報じられています。米Reutersの情報筋によると、Foxconnはベトナムやインド、メキシコなどの工場を活用して生産の穴埋めをしていたため、新型肺炎の発生後は「かなり小さな影響」と見ていたとのことです。同社が「全世界の製造義務を引き続き果たせるように対策を講じている」との声明を出していたのは、こうしたバックアップ体制を指していたとも推測されます。

しかし情報筋の話では、2月10日以降の生産停止はFoxconnの出荷を混乱させる可能性があるとのことです。具体的には、主要なiPhone工場のある広東省の南部や河南省鄭州市の生産拠点への懸念が強調されています。

アップルは販売と生産の両面でコロナウイルスの脅威にさらされており、前者については中国本土のオフィスや公式ストアおよびコンタクトセンターを9日まで閉鎖すると発表したばかりです。これは中国全土でのiPhone売上減少にも繋がりうることで、有名アナリストMing-Chi Kuo氏も春節の大型連休中の(iPhoneを含む)スマートフォン出荷が前年比で半減以下となったと述べていました

アップルや中国経済の不調は、両者に大きく依存している日本の経済や企業の経営に打撃を与えかねないものです。より多くの人命が救われることや、世界の人々の生活を防衛する観点からも、感染拡大が早期に収束することを祈りたいところです。
 
 

 

TechCrunch 注目記事「新型コロナのソーシャルディスタンス(社会的距離戦略)を強力に支援するビデオチャットアプリ8選

新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]
関連キーワード: apple, AppleRumor, china, coronavirus, foxconn, iphone
0シェア
FacebookTwitter

Sponsored Contents