ソニーが米国で電子ブックリーダを展開
BusinessWeekによると、ソニーが米国でもE-INKを使ったeブックリーダーを発売する見込み。
ソニーのLIBRIeといえば6インチSXGA SVGAの解像度にE-INKとハードウェア的には(価格と重さと大きさとメモリースィックを無視すれば)面白くないこともなかったものの、ソニー独自形式のDRM「コンテンツ」しか再生できず(つまりPC上のテキストなどを持ち出して読むことはできない)、その電子本も一定時間経つと勝手に消えてしまうという、市場性や製品の立ち位置がまったく分かっていない宇宙人が考えたとしか思えない仕様で発売されたため、本の形をした電子ブックリーダ専用デバイスに興味を持つそもそも少数の人からも落胆や失笑の的となり、後にPCから任意のドキュメントを取り込めるソフトウェアが提供されたときにはすでに「ソニー独自のDRM形式しか対応しないいかにもソニー的な機械」という印象を覆せなくなっていたある意味悲劇(喜劇?)のガジェットですが(ここまで背景説明)、今回北米に投入される新機種はなんとSDカードスロット搭載で、しかもPDF形式にネイティブ対応する(!)らしい。
ここで自由律俳句をひとつ。
できるなら
さいしょから
やっておけ。
新電子本リーダ用コンテンツはSimon & Schuster, Random House, HarperCollinsなどの大手出版社から提供されることが決定しており、音楽とおなじくソニーのCONNECTを通じて販売されるとのこと。さすがに電子ブックの転送ソフトウェアは大丈夫......だといいですね。あとはソニーの音楽CD用DRMのようにユーザが読んでいる本や文章を密かに監視したり情報を送信したりしないことを祈ります。
[本家Engadget]































Reader Comments (Page 1 of 1)
MIRO @ Dec 30th 2005 7:14PM
LIBRIeもシグマブックも持ってますが(えー
いくつか修正を。
LIBRIeのeInkは、SXGAでなくSVGAです。800600。(むしろ600800と言ったほうがいいか)
対するシグマブックはXGA2面(7681024見開き2枚)でしたが、視認性はLIBRIeのほうが抜群に良し。
で、「LIBRIeは独自企画のDRMでテキストすら持ち出せない」ってのは実は発売初期の話で、私もつい最近まで「LIBRIeは手持ちのデータを持ち出せないからイラネ」と思ってたんですが
実は今はいくつか「LIBRIe形式でデータを出力するためのソフト」がSONYからリリースされていて、わざわざ貸本形式の時限データ買わなくても活用できるようになってます。で、なかなかこれがよくできてるんですよ。
Printer for LIBRIe
プリンタドライバとしてインストールされ、LIBRIeで持ち出したいファイルを「印刷」するだけでOK
Newspaper for LIBRIe
RSSで記述されたニュースサイトを巡回し、自動的に記事をクリッピングしてLIBRIeの本にまとめてくれる
Toolbar for LIBRIe
IEのツールバーとして機能し、現在表示しているページをLIBRIeに取り込む事ができます。
XTMLで書かれたルビつきの青空文庫も一発です。
Myclip for LIBRIe
クリップボードから貼付けたり、その場でメモ書きしたテキストデータをLIBRIeに書籍として転送するソフトです。
(詳細はこのへんを→http://librie.jpn.org/)
こうなると逆につらいのはシグマブックのほうだったりします(BMPから無圧縮の電子ブックを出力するか、プリンタドライバ経由の出力ではSDカードごとに謎の「表示権」の購入が必要)。
っつーか、LIBRIeも販売時からこれらのツールが揃っていれば、世の印象も少しは違ったんじゃないだろーかと本気で思います。
まさしく
できるなら
さいしょから
やっておけ。
(しかしPDFとSDカード対応は激しくうらやましい)
と @ Dec 30th 2005 10:41PM
>後にPCから任意のドキュメントを取り込めるソフトウェアが提供されたときにはすでに「ソニー独自のDRM形式しか対応しないいかにもソニー的な機械」という印象を覆せなくなっていた
ここは読んでないの?