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昼間でも星を眺められる「ハンブル」望遠鏡



写真のやや奇怪な物体は「ハンブル」望遠鏡(Humble Telescope)。オーストラリアのデザイン集団ENESSが手がけたインスタレーションです。中を覗くとその方向にある宇宙の様子が見え、覗く方向を変えていくことで、真っ昼間から宇宙をどんどん眺めて回ることができます。「Humble」なのは宇宙の広さに触れて謙虚な気持ちになること、およびハッブルにかけた駄洒落。

製作者いわく、望遠鏡内には「既知の宇宙全体の3Dモデル」が搭載されているとのことですが、実際にどれほどのデータ量なのかは謎。Celestiaのようなフリーの天体シミュレータを流用しているのかもしれません。事前の観測位置設定や、続きに掲載した動画のようなズーム操作をどのようにおこなうのかも気になります。訪豪の予定があるキュレーターの皆様、ぜひ確認のうえご報告ください。空を見上げるといつも夜という人たちのために、覗くと昼間の明るく楽しい生活風景が見える望遠鏡もあると良いのではないでしょうか。

[Via OhGizmo]

中国、宇宙ステーション「天宮一号」を新春テレビ特番で公開



国を挙げて宇宙計画に邁進する中国が、宇宙ステーション「天宮一号」のモデルを公開しました。天宮一号は有人宇宙船 神舟7号に続いて打ち上げられる重量 8トンほどの宇宙実験室。ISSのように複数のモジュールを連結した大規模なものではなく、単体で機能する「スペースラブ」です。打ち上げは2010年~2011年の予定。中国の国家航天局は天宮1のあと2015年までに2号、3号の打ち上げ、2020年前後に本格的な「宇宙ステーション」の建設を計画しています。 「天宮」の読みは当然「あまみや」ではなくTiangong、 カタカナで書けば「ティエンゴン」のような音。

有人宇宙船 神舟の次は宇宙実験室というプランそのものはかねてより語られていましたが、面白いのは模型公開の演出。春節 (旧正月)を祝う新春テレビ特番のなか、コスチュームの女性モデルを背景に舞台の下から迫り出して登場というなんだかすごいことになっています (続きの写真を参照)。日本でいえば紅白で電飾衣装を背負った小林幸子が白煙を噴射して離陸、ゆく年くる年を中止して臨時ニュースをお伝えするようなものではないかと想像しますが違うかもしれません。いずれにせよ、中国の宇宙開発に対する盛り上がりが伝わってくるニュースです。続きに写真を数枚。

宇宙ステーションから撮影したiPod



写真は日本の実験棟 きぼうとカナダのロボットアームDextreを運ぶミッションSTS-123より。国際宇宙ステーションISSから撮影されたスペースシャトル エンデバーのクルーキャビン付近を拡大したもの。窓を通してやや型落ちのiPodが見つかります。iPodがシャトルに持ち込まれているところはたびたび目撃されていますが、機内ではなく外側から、シャトルの外観と地球を背景に写っているのはなかなか新鮮です。

さて、iPodといえば国内で火花をあげたり各国で発火・破裂事故の報告がある大変ホットな製品としても知られていますが、ABC Newsの科学トリビア記事What You Don't Know About Living in Spaceによれば、シャトル用のiPodはリチウムイオン電池ではなく単三アルカリ電池で駆動するように改造されているとのこと。シャトル内で火を噴いたらどうしようと心配する必要はなさそうです。

Read - オリジナルの高解像度写真 (1.6MB)
Read - NASA STS-123ミッション ISS016-E-032312 解説

制御不能の米軍事衛星、再突入は「数週間以上」後



コントロール不能になった米軍のスパイ衛星が軌道を離れ地球に落下しつつあり、デブリ(破片)が地表に落ちるかも問題について。米NSC(国家安全保障会議)のスポークスマンは落下の可能性を認めた上で「適切な政府部局が状況をモニタ中」とし、衛星の再突入自体は無害なまま繰り返されてきたありふれた事象であり、今回も「起こるかもしれない被害を軽減する手段を検討している」と発表していました。が、いつ・どこに落ちそうなのか、そもそもどんな衛星なのかについてはほぼノーコメントのまま。

一方NY Timesの記事では、問題の衛星は2006年末に打ち上げられたロッキード・マーチン製の実験スパイ衛星ではないかという専門家の見解を掲載しています。再突入の時期についてはおそらく2月末から3月。落下する(かもしれない)場所については、完全にコントロールを失っていることもあり現段階ではまったく不明。ただし仮に破片が落ちてくるとしても地球表面の7割は海だしそれ以外も人間が住んでいる面積は非常に少ないというよく聞く話でまとめられています。

また通常のスパイ衛星であれば危険な物質はおそらく燃料のヒドラジンくらい、それもおそらく再突入の際にタンクが壊れて燃えてしまうからそんなに心配するな、とのこと。写真のような展開を想像して ときめいていた方には残念 不安を感じていた方もとりあえず安心して良いようです。


Read - CNN
Read - NY Times




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