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Engadget

30センチのコンクリート壁を透視するレーダースコープ



DARPAが開発した、30センチのコンクリート壁の向こうを「透視」できる携帯用レーダースコープ。市街戦や建造物占拠などの任務を想定したもので、壁の向こうにいる人間の呼吸といった微小な動きまで探知することができる。有効範囲は約15メートル。

現在のプロトタイプは重さ700グラム弱、耐衝撃・防水性能を持ち単三電池で駆動する。一台の製造費用はわずか$1000 (約12万円)ほど。今後50台の試験ユニットがDARPAを通じて配布され、早ければ今春にも実地試験がおこなわれる見込み。また同じ技術の応用により、上空や付近を通過するだけで建造物の内部をすべてスキャンできる「VisiBuilding」技術の開発も進められているという。


......あくまで動体センサなのでいわゆる「透視」ではありませんが、データを解析するソフトウェアにより壁の向こうに何があるのかかなり正確に探知できるとのこと。軍用やレスキュー任務に使われるのはもちろん、一台1000ドルという低価格は戦場以外でも民間や政府による利用を後押しするはず。つまり公安機関による監視はもちろん、現在すでにレーザーセンサとデジタルカメラを装備したマッピングトラックを走らせて都市部の詳細な実写テクスチャ付き三次元地図を作成しつつあるGoogleが手を出さないわけがありません。

シュミットCEOが「世界のあらゆる情報をインデックスする」と公言していることや、ラリー・ページがキーノートに登場する際ロボットカーStanleyに乗りこんでいたことなどを考え合わせれば、近い将来にはデジタルカメラと透視センサを搭載した自律式リアルGoogleBotが登場、至るところを徘徊して現実世界の事物を悉くインデックスしはじめるのはもはや必至(予想図1予想図2予想図3)。

もちろん室内にいる人間とてインデックス対象外ではなく、自分の詳細なポリゴンモデルや内臓スキャンや所蔵品リストやらを作られたくなければ現在のrobots.txtのように「オプトアウト」せざるを得なくなることが予想されます。オプトアウトの方法は議論の分かれるところですが、おそらくGoogleボットのモーションセンサで感知できるように特定のジェスチャや動きをまじえた「ロボット避けの踊り」といったものになるのではないでしょうか。




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