カナダのトロントで計画されている"Velo-City"は市の上空に自転車専用のレーンを張り巡らせ、新たな交通システムを作りだすプロジェクト。

渋滞や大気汚染といった問題、あるいは市民の健康のためにも自転車を都市計画に積極的に取り入れ専用道路を造るといった試みは広くおこなわれているものの、トロントのような土地で障害となるのは冬の寒さ。気温はもちろん積雪や路面の凍結で自動車よりも死ねる乗物になります。

この問題を解決すべく提案されているのがVelo-City。プラスチックでチューブ状に覆われ連結されているために効率的な暖房ができ、自動車用の高架道路を建設するより圧倒的に低コストで済むとのこと。


面白いのは「車線」ごとに一方通行の独立したチューブになること。事故のリスクを減らすのは当然ですが、チューブであることを活かして空気の流れも一方通行にできるため、常に追い風を吹かせて自転車の運動効率を90%も向上させられる、そうです。自転車最大の敵が空気抵抗であることは良く知られていますが、Velo-Cityのチューブ内では普通に漕ぐだけで楽に時速40km程度がだせるとのこと(上のイメージ画像では思いきりすれ違っていますがまあきっとイメージということで)。

実現すれば世界中のサイクリストが移住しそうなすごいプロジェクト。空中を走るチューブ状の交通機関というイメージは古典的ですが、ガソリンでも発電所から来る電気でも水素でもなく人力でというところがしっかり21世紀です。


Velo-City:空中を走る自転車用チューブウェイ
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