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ソニー、ヤラセを自白 「これからは良い製品作りに専念」

Ittousai , @Ittousai_ej
2006年12月22日, 午後05:00
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ソニーまたヤラセ:PSP絶賛の偽「ファンサイト」で炎上」の後日譚。うやむやのままサイトを削除してなかったことにすると思われていたソニーが、偽ファンサイトであることを堂々と認めるコメントを発表しました。

問題のサイトalliwantforxmasisapsp.comに掲載された声明は以下の通り。無理にファンキー?な若者を装っていたこれまでとは打って変わったまともな綴りで、
ばれた。捕まった。やられた。皆さんの多くがすでにお気づきのように(喋りがちょっとファンキーフレッシュすぎたかも???)、ヒップホップ通のピーターは実在の人物ではなく、このサイトはソニーが制作したものでした。どうやら少々利口にやろうとしすぎたようです。これからはクールな製品を作ることに専念して、このサイトはPSPについて本当のことだけを伝えるために使うことにします。

ソニー コンピュータエンタテインメント アメリカ


「これからは良い製品作りに専念」

これからは


......ファンを装い潜在的購入者を騙していたことをもって「利口すぎた(too clever)」とする感覚は、ひたすら低頭平身で嵐が過ぎるのを待つ日本風謝罪文化からすれば想像を絶するものがありますが、英米ゲーマー層の文化ではこの悪びれない態度が「クール」をアピールしてかえって好感につながる......わけもなくさらに火だるま状態となっています。


ただ、そもそもあり得ない不公正広告で自分の首を絞めるどころか本物のファンサイトを運営しているPSPユーザにも多大な迷惑をかけ、その上「クール」ぶって事後処理にも失敗、批判的なコメントは全削除という最悪に近い事態ではあっても、安易なサイト削除ではなくソニーの名を出して堂々と謝罪(あるいは自白)したという一点において評価すべきでしょう。おなじヤラセサイトを運営しつつ発覚したら即座に削除、誰が謝っているのかも分からない、非も認めない「誤解を応じる可能性のある表現をお詫び」文だけを掲載する企業に比べれば「下には下がある」という意味でまだ希望が持てる内容です。


写真で満面の笑みを浮かべているのは長らくソニーコンピュータエンターテインメントアメリカ(SCEA)の顔として活躍、先日のシャッフルでめでたくSCEIプレジデント兼CEOに就任された"Kaz"こと平井一夫 氏(SCEAチェアマン兼任)。

米国におけるPS2/PSP大成功の立役者であり、ゲーマーにはカズ "リィッッジレーサー!!!1"ヒライとして親しまれ、PS3発売前には開発者・報道向けを優先して12歳の御子息にもデモ機を与えなかったという廉潔の士として知られています。「誤って改めざることなし」というSCEAの素晴らしい社風も同氏の薫陶あってこそと敬意を表し、画像を使用させていただきました。


追記:確認したところ、「これからはPSPについて事実だけを掲載してゆく」はずの同サイトはあっさり削除されたようです(Readリンク先はミラーに差し替え)。辛うじて最悪を免れた「謝罪文」もわずか数日間で消去、結局なかったことに。



「ファンキーフレッシュすぎたかも」

(削除された原文は以下。)

Busted. Nailed. Snagged. As many of you have figured out (maybe our speech was a little too funky fresh???), Peter isn't a real hip-hop maven and this site was actually developed by Sony. Guess we were trying to be just a little too clever. From this point forward, we will just stick to making cool products, and use this site to give you nothing but the facts on the PSP.

Sony Computer Entertainment America

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