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売ります:海上独立国家シーランド

Ittousai , @Ittousai_ej
2007年1月4日, 午後06:00
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英国東部サフォーク沖10kmに位置する「独立国家」シーランド公国が、国家全体の買い手......ではなく「統治権の移譲」相手を募集中とのこと。

シーランドとはもともと第二次大戦時に英国の海上要塞として建造された構造物で、戦後放棄されていたところを元英国陸軍少佐・当時は海賊ラジオ放送者だったロイ・ベイツ氏一家が1967年に実力で占拠し勝手に独立国家を宣言したもの。

英国としては当然独立など認めないところですが、少なくとも1967年当時は英国の領海外であり司法権がおよばない(と考えられた)こと、独立を宣言したロイ・ベイツ氏(現、シーランド公ロイ一世)が統治権は国際法的にも有効であると主張して居座り続けたことから事実上の黙認、変人一家の趣味として国際的にスルー状態となっていました。

またインターネットと国家主権の衝突が問題となりはじめた2000年前後には、シーランドの法的に曖昧な状態を利用して「どの国家からも干渉されない安全なデータ・ヘイヴン」を謳ったコロケーションサービスを提供する企業HavenCoが話題となったのも記憶に新しいところです(まだやってるか知りませんが)。


というわけで自称独立国家のシンボル的存在だったシーランド公国ですが、昨年の火災で国土(といっても550平方メートルくらい)の大部分が大きなダメージを受けたこと、統治者ロイ一世の高齢といった問題もあり、ロイ一世の息子であり摂政を務めるマイケル公および王室一家の総意として、国家の買い取り先 統治権の移譲先を求めることになったと伝えられています。

リンク先は(スペイン語なのでよく分かりませんが)このことを報じる記事。こちらの不動産業者のページで買い手の募集がおこなわれているようです。引っ越すにしても英国からヘリコプターか船を使うほかなく、海賊に襲われても自力で防衛するしかないなどいろいろと面倒なことはあるものの、そろそろ国のひとつも所有してみるかという気になっていた方はコンタクトしてみてください。設備が復旧していれば衛星インターネットも完備の優良物件です。

[via BoingBoing]

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