新プレイステーション3のPS2ソフトエミュレーションは困難、提供予定なし

先日発表された廉価版 40GBモデルでPS2との互換性を切り捨て、過去よりも美学よりも未来を選ぶ覚悟を明らかにしたプレイステーション3ですが、後方互換性の詳細や将来的な復活の可能性についてSCEから回答が届きました。SCEE広報ディレクターNick Sharples氏によれば、新PS3はPS2互換に必要なハードウェアを搭載しておらず、またソフトウェアエミュレーションによる互換も著しく困難であるため提供する予定はないとのこと。
従来モデルについておさらいをすれば、国内で販売されている初期型PS3 (20GB版・60GB版)はPS2のCPU/GPUにあたるEE+GSチップを内蔵、いわばPS2をそのまま入れる方法で互換性を確保しており、その後「欧州版」として各地で販売されるようになった80GB版からはEEを省略してCellでエミュレート、「ソフトとハードで」互換性をとる方法が選択されています。ダウンロード販売も開始されているPSOne(初代PS)タイトルはもともとソフトウェアエミュレーションであるため今回の廉価版でもそのまま対応。
Sharples氏によれば廉価版PS3はEE+GSともに省略されているため、「多数のタイトルについて正確なソフトウェアエミュレーションを保証することは技術的に困難であり、また多くの時間と費用が必要となる」ことから、ソフトウェアエミュレーションは将来的なアップデートとしても提供の予定はないとしています。
というわけで、「それでもトップガンならなんとかしてくれる!」と希望を抱いていたかたには残念な結果となりました。また、従来モデル向けのPS2互換機能のアップデートについては、「今後もサポートは継続、これから発売されるPS2タイトルについてはパブリッシャーに互換性確保について協力する準備がある」。リソースを過去よりも未来に分配する姿勢があきらかになった以上、いまだに非互換や問題のあるタイトルについてのアップデートがどの程度おこなわれるのかは不透明になってしまいましたが、少なくとも「サポート」は続くようです。































Reader Comments (Page 1 of 1)
hi-fi @ Oct 9th 2007 12:27AM
PS2の代わりにSS.DCエミュを作るべきだな
tohri @ Oct 9th 2007 3:51AM
ありゃま、残念でした。
Wiiのジャケット対応との比較も含めて、
ハード競争は一度踏み外すと迷走するといういい事例かもしれません。
逆に言うと、「ここ」や「ネット上」での多くの人に致命的であるかのように言われながらも
いくら値下げが急務とはいえ、PS2互換切捨てという決断に到ったのか気になりますね。
単純に「トップが馬鹿だから」、あるいは上記のように「本当に迷走している」でもいいんですけど
そのあたりに言及するコメントがそのうちどこかに出るでしょうから
そのときは紹介をよろしくお願いします。
tadikarawo @ Oct 9th 2007 7:59AM
しばらくの間は「なんで俺の買ったPS3でPS2ソフト動かな
いの?」っていう情報弱者の悲鳴がネット空間に響き渡る
のかな
んで泣く泣くPS2も取って置かざるを得ない、と
タイマー発動後もレガシーな遊びがしたければ弊社の
製品にぜひ追加投資を、と
いい商売だなぁ
tohri @ Oct 10th 2007 12:30AM
>情報弱者
という言葉の使われ方は
自分はネットで正しい情報を集めているんだという人の
上から目線の物言いに聞こえてしまうのですが
tadikarawoさん自身はどのように使用されているのでしょうか?
その「弱者」の立場に立って代わりに
怒っていらっしゃるのかもしれませんから
そうでしたらごめんなさい。
でも、情報弱者って言葉の響きは
差別的ですから気をつけたほうがよいかと思います。
それに、ネット空間で響く悲鳴とやらは
その「情報弱者」が上げるというより
情報を知ってる人が、
「皆さんがだまされないように」という正義感のもと
敢えて
大きな声で叫んでいらっしゃるようですから
問題はそのあたりではないような気がします。
tadikarawo @ Oct 10th 2007 5:04AM
互換性を捨てるなんて正気の沙汰じゃないみたいな
言われ方していたプラットフォームがオルタみたいな
コアなファン向けゲームまで動かす為に細々と互換性
維持作業の結果をネットワーク越しのアップデートで
提供し続けて、放言した側が互換性を窓から放り投げ
た製品を売り出すってのも、なにか体を張った冗談
なのかなあ?