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Engadget

新プレイステーション3のPS2ソフトエミュレーションは困難、提供予定なし



先日発表された廉価版 40GBモデルでPS2との互換性を切り捨て、過去よりも美学よりも未来を選ぶ覚悟を明らかにしたプレイステーション3ですが、後方互換性の詳細や将来的な復活の可能性についてSCEから回答が届きました。SCEE広報ディレクターNick Sharples氏によれば、新PS3はPS2互換に必要なハードウェアを搭載しておらず、またソフトウェアエミュレーションによる互換も著しく困難であるため提供する予定はないとのこと。

従来モデルについておさらいをすれば、国内で販売されている初期型PS3 (20GB版・60GB版)はPS2のCPU/GPUにあたるEE+GSチップを内蔵、いわばPS2をそのまま入れる方法で互換性を確保しており、その後「欧州版」として各地で販売されるようになった80GB版からはEEを省略してCellでエミュレート、「ソフトとハードで」互換性をとる方法が選択されています。ダウンロード販売も開始されているPSOne(初代PS)タイトルはもともとソフトウェアエミュレーションであるため今回の廉価版でもそのまま対応。

Sharples氏によれば廉価版PS3はEE+GSともに省略されているため、「多数のタイトルについて正確なソフトウェアエミュレーションを保証することは技術的に困難であり、また多くの時間と費用が必要となる」ことから、ソフトウェアエミュレーションは将来的なアップデートとしても提供の予定はないとしています。

というわけで、「それでもトップガンならなんとかしてくれる!」と希望を抱いていたかたには残念な結果となりました。また、従来モデル向けのPS2互換機能のアップデートについては、「今後もサポートは継続、これから発売されるPS2タイトルについてはパブリッシャーに互換性確保について協力する準備がある」。リソースを過去よりも未来に分配する姿勢があきらかになった以上、いまだに非互換や問題のあるタイトルについてのアップデートがどの程度おこなわれるのかは不透明になってしまいましたが、少なくとも「サポート」は続くようです。


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