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マイクロ波で「頭の中の声」を送る命令電波兵器 MEDUSA

Ittousai , @Ittousai_ej
2008年7月8日, 午後01:33
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New Scientistより、物騒なハイテク兵器技術の話題。米軍の電磁波兵器といえば「Pain Gun」ことADSが知られていますが、海軍の研究プログラムに協力する企業SNCではマイクロ波で集団または個人に「音」を聞かせる 群衆コントロールシステム MEDUSA (Mob Excess Deterrent Using Silent Audio)の開発を進めているようです。マイクロ波音響効果 (MAE)と呼ばれる現象を利用したもので、マイクロ波のパルスを照射することにより頭蓋内の組織を加熱して振動を与え、標的からは音として認識されるという仕組み。

いわゆる音のスポットライトと呼ばれるスピーカーとは違い電磁波を送るため、耳を塞いでも防げない「頭の中の声」(というより不快な音)を送り込むことが可能とされています。用途は暴動鎮圧や無力化を目的とした非殺傷兵器のほか、ある種の聴覚障害者の補助や鳥に向けて案山子代わりなど。

非殺傷兵器としてはさておき民生での応用は原理的に恐ろしい気もしますが、やはり研究者からは脳や神経系にダメージを与える危険が指摘されています。MEDUSAを開発するSNCによればデモンストレーションバージョンは今後一年、輸送可能な装置はそれから18か月のあいだにも完成する見込みとのこと。認識できる声あるいは音楽を送るにはさらなる研究が必要とされているようですが、頭の中に受信機が不要な「命令電波」技術の実用化と周知はいろいろな意味で怖い話です。なお、画像は本文とあまり関係ありません。念のため。

[Via Slashdot, image courtesy NASA.gov]
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