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触れた強さも分かる新マルチタッチパッド UnMousePad も触ってきた

kentaro
2009年4月21日, 午後12:00 in Chi2009
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裏タッチ操作の nanotouchに続いて、次に来る (かもしれない) ユーザーインターフェース技術を体験してみたシリーズをお届けします。今回はニューヨーク大のオスカー研究者こと Ken Perlin の研究室から、「安価に作れる感圧式マルチタッチパッド」というふれこみの「Unmousepad」に触ってきました。

iPhone など軽く触れただけで反応する静電容量式が増えてきたせいか、最近は「残念ながら」よばわりをされることもある感圧式ですが、Unmousepad ではセンサにかかる圧力の分布を計測することができるため、触った / 触っていないの認識だけでなく、軽く触れているだけなのか強く押し込んでいるのかも識別することが可能。上の写真にあるように、手の形状をはっきりと捉えることができる程度の解像度をすでに達成しています。応答速度も良好で、毎秒100スキャンはいけるとのこと。

肝心の「安価に」の部分ですが、具体的な値段については明言は避けられてしまいましたが、試作品段階では十万円のオーダーで作れるとのこと。センサ面については感圧抵抗性インクと絶縁インクをプラスティックシートに印刷して作られているので、量産効果は比較的早く現われるだろうから、量作ればあっという間に安くなるよ、ということでした。同種の仕組みの圧力センサはすでに蒲田工業のタクタイルセンサーなどで製品化されていますが、Unmousepadは配線の数が少なくても解像度を落とさない工夫が施されているため、さらに安く作れるという主張です。配布された資料によれば、1フィート四方$10以下を目指しているようです。長方形だけでなく、円盤状や扇形など様々な形状のセンサ面を作れることもウリの一つ。続きに動画と円盤状に加工したパッドの写真を掲載しています。

将来的には透明電極と透明インクでセンサも透明になり、ディスプレイの上に貼れるとも主張していますが、こちらはまだ試作品は出ていません。

まずはデモの様子を映像で。


補間データ・生データのデモに続いて披露してくれたのが、ハーモニックテーブル (またはホールトーン) キーボードのデモ。まさしく AXIS-64 そのまんまの六角形キーボードを Unmousepad で操作してくれましたが、たまたまこれを弾きこなせる学生さんが側にいなかったので、演奏内容についてはつっこまないであげてください。



円盤状に加工したセンサシート。必要に応じて格子の形状を変えることで、好みの解像度を得ることができる予定。左端はターンテーブルや iPod のホイールのように、円周方向への操作に適した設計。中央は普通の長方形タッチパッドと同じ使い方を想定したもの。



感圧抵抗インクを印刷した面。電極もあわせて印刷されています。こうしたシートを二枚貼り合わせてセンサシートが作られます。

で、いつ買えるようになるの? という質問については、「売れるようになったら連絡するから、メールしてくれ」とのことでした。

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