iPod登場時にハードディスク型ウォークマンなどと説明されたのも今は昔。キャリア8年のiPod、キャリア30年のウォークマンですが、いまやソニーのiPod よばわりされることもあり、ポータブルオーディオプレーヤーの代名詞はすっかりiPodとなってしまいました。では今の若者にウォークマンはどう見えるのか......という実験がBBC NEWSに掲載されています。主人公は「お父さんの時代のiPodだよ」とカセット式ウォークマンを渡されて使うことになった13才男子、スコット・キャンベルくん。

デジタル・ネイティヴであるキャンベルくんのウォークマン解説を抜粋すると「こんなにでかいとは思わなかった。小さな本くらいのサイズ」「灰一色のデザインにも愕然とした」「重いし、ポケットサイズとはいえない。大きなポケットを持ってたら別だけど」「装着して街に出たら驚きと好奇心の目で見られた。ちょっと恥ずかしい」「スクールバスに乗ったら笑われた。言われたことは『そんなのもう誰も使ってないぞ』『いかす』『紛失しなさそうだ』」「学校の先生はノスタルジックになってた」。

機能については「B面があることを理解するのに三日かかった」「メタル/ノーマルのスイッチはジャンル別イコライザかと思っていた」「iPodにあるのにウォークマンにないのはシャッフル機能」「ただし、巻き戻しボタンを適当に押せばシャッフル風動作になることは分かった。ちょっと面倒」などなど。キャンベルくんの音楽史ではメタル・ロックがどういう位置付けなのかは気になるところ。シャッフル風動作の発明は、テープを駄目にするからと父に止められています。

ちなみにウォークマンの数少ない利点は「ヘッドフォン端子が二つあって、友達と音楽を共有できる」ところ。良かった探しの優しさも忘れません。この物語のせいで今週末、MSXや書院などの古ガジェットを渡されて困惑する子供が各所に現れるのではないか気がかりです。ちなみに似たような話で思い出すのは、ほぼファミコン未体験の妻に時代を感じる高難易度ゲームをプレイさせる「嫁の挑戦」シリーズ。いつの時代も温故知新です。

[Via Richard Lai]

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iPod世代の13歳にウォークマンを使わせてみた
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