ワコムがマルチタッチ対応ディスプレイタブレットの試作を公開

ワコムが開発中のマルチタッチ対応ディスプレイタブレットを、バンフ(カナダ)で開催された国際会議 ITS2009 で参考出品しました。研究者向けの会議での発表とあって、出品された試作品は 21インチ Cintiq にマルチタッチセンサを黒ガムテープで取り付けた遠慮のないもの。もしかしたら既にお手元にあるディスプレイに後付けできるユニットとしても販売されるのかもしれません。続きにガムテープハックの様子がありありとわかる写真と、動画を掲載。
マルチタッチセンサ自体は、2008年10月に発表されたものから基本的には変化ありません。すでに Lenovo Thinkpad X200 tablet などに供給されているセンサは指2本までの対応ですが、今回デモされたものは10本指にも対応。ペンとの併用も可ですが、具体的な指の使い道についてはこれといったものがまだなく、Adobe や Corel などのソフトウェアベンダ頼みのようです。
反応速度はそこそこ良好。カタログスペックでは秒100フレームとのこと。ペイントソフトでのデモでは単に指先で指定した色の線が描ける程度で、ワコム製品の対象ユーザにはあまり有難味のない内容。

いかにもとってつけた感じが「バリバリ(ガムテープの音)」「やめて!」といったやり取りを連想させますが、逆に言えばとってつけられるというモジュール性の高さを伺わせます。































