アップル、iPadの「Flash対応」動画をこっそり修正

アップル公式の iPad画像に本来対応しないはずの Flashコンテンツがさりげなく表示されていた話について。結局アップルは製品写真や動画などから、問題の部分を iPhoneでおなじみの「プラグインが見つかりません」ブロックに置換して対応しました。iPadは「本来の意図どおりの」「フル」のウェブが体験できるとうたいつつ、多くのウェブサイトで使われているFlashに対応しないのは 発表記事でお伝えしたとおり。
修正されたのは、New York Times を Safariで表示したモックアップのスライドショー部分。NYTでは写真のスライドショーにFlashを使っており、この部分を「ついうっかり」ただの写真と勘違いしてそのまま掲載してしまったのではないかと考えられます。ジョブズCEOみずから披露したデモのなかでも青いハテナブロックがなんども目撃されていたことから強いて隠そうとしたものではないと思われるものの、結果的には対応していない機能に対応しているかのように見せていたことはたしか。
広い表示面積や軽快な動作でこのうえなく快適なウェブ端末であることが約束されたような iPadではありますが、NY Timesというポピュラーなページでさえ「ここには本来なんらかのコンテンツがありましたがお使いの端末では見られません」マーク、あるいは「その何かが重要なのかどうかも分かりません」マーク、あるいは「この先に目当てのページがあったとしても行き止まりです。フルのウェブが体験できる環境で出直しましょう」マークが表示されてしまうのは残念です。
Huluに代表される動画・音楽サイトの多くやFlashゲームが利用できないのもユーザーによっては困った話ですが、iPadと同じARMベースの Nexus One や Palm Preでベータの Flash 10が動いていることからも、ハードウェアの性能的には問題がないはず。各サービスの運営者がそれぞれ iPhone / iPadアプリ版を開発したうえで、App Storeの審査が「iTunesと競合するけど気にしないで許可キャンペーン」でも実施すればいつか観られる可能性もゼロではありません。




























Reader Comments (Page 1 of 1)
hiroo @ Feb 1st 2010 11:00AM
これは、アップルが対応するのを拒否しているの、それともフラッシュ側で何か少し対応が必要なのをさぼっているの?
たぶん前者なんだろうが、一方でフラッシュはウィンドウズ64bitにもいつまでたっても対応しないこともあるし、何かフラッシュ側にも問題あるのかなとも思ってしまうのだけれど。
happyscript @ Feb 1st 2010 10:47PM
Flashにはバグが多いなんてことも言ってますが、単純にFlashアプリが動くようになるのが嫌なんでしょう。Appストアでアプリの流通を牛耳れなくなりますから。アプリ関連の売り上げも激減するだろうし。特にゲームなんて一気に売れなくなっちゃうと思います。