Google I/O キーノートより。Android 2.2 "Froyo" の次に発表されたのは Google TVでした。Google TVは3月にリークされていたとおり、Googleが開発するネット接続テレビプラットフォーム。家庭内最大のスクリーンであり、ユーザー数(世界40億人)・利用時間 (米国では5時間 / 日)・広告市場 (700億ドル / 年)ともに圧倒的なテレビへ進出するため、携帯と同じAndroidをベースに独自のソフトウェアとハードウェア仕様も含んだプラットフォームとして展開します。具体的にはソニーや Logitechなどパートナーから販売されるGoogle TV内蔵テレビやセットトップボックスの形をとり、「テレビとネットの最良の部分を融合した」 テレビ製品を今年秋に提供する予定です。技術的な中身はインテルの家電用SoC Atom CE4100(GPUやDSP統合。フルHD x2本の同時デコードにも対応)、 Android 2.1、 Flash 10.1完全対応のChromeブラウザ、Google TVソフトウェア。

「テレビ+ネット」を狙った他のプロダクトとどう違うのか?については、かつての製品が成功しなかった理由とGoogleの回答を3つ例に挙げています。
1. ネットのサブセットしか提供しなかったこと。対する Google TV はFlash 10.1にも対応するChromeブラウザ内蔵。
2. (メーカーごとに) 閉じていたこと。Google TVは Android + Chromeベースでオープンソース。その上で走る Google TVソフトウェアのSDKも公開予定。
3. テレビとウェブのどちらかを選ばせたこと。Google TV は放送もネットコンテンツもシームレスに統合。「ウェブブラウザがついたテレビ」ではなく、簡単で信頼性のあるテレビ的な体験にウェブコンテンツ、パーソナライズ、検索を統合する。

続きはGoogle TVがよく分かる2分の紹介動画、実際のUI や今後のタイムラインについて。




従来のテレビ機能やリモコンはすべてそのまま使える。Google TV対応リモコンにはキーボードとポインタつき。画面上部に現れる検索バー。結果には放送中・録画済みまたは放送予定の番組(見る・録画予約)、Google TVの番組個別ページ、ウェブ上の番組公式サイト、ウェブ検索などが提示される。

番組 "house"シリーズを表示。エピソードリストと放送日、テレビ放送とオンラインソースを表示。ドラマの見逃した回は公式サイトで見られるか、Amazonのオンデマンドや hulu.comで見られるかetcを一覧。




レコーダと連動して検索から録画予約。




ホーム画面。番組表や録画、Netflix (オンライン映画レンタル)に加えてアプリも。Google TV対応のAndroidアプリが動く。

NBA.comの例。ビデオや録画連動。


Google TV対応アプリのマーケットも提供。



YouTubeの新サービス、YouTube Lean Back。動画ごとに細切れにナビゲーションするのではなく、連続したチャンネルを「椅子にもたれて」リラックスして視聴するテレビ的モード。フィードはプリセット選択のほかカスタマイズのマイリストも。Lean Back は近日YouTube.comでベータ提供予定。



ソフトウェア。

ハードウェア。既存のケーブル / 衛星ボックスとはHDMI連動。


ソニーのテレビやBDプレーヤに統合。


Logitechからは外付けのコンパニオンボックス。



製品の発売は2010年秋。



今後のタイムライン。マーケットやGoogle TV SDK、TV Web APIの提供は来年初頭。総合的なオープンソース化は2011年夏。


ずらりと並んだパートナー企業CEOたち。左端はGoogleのシュミットCEO。インテルのオッテリーニ、ソニーのストリンガー、Adobe のナラヤン (Shantanu Narayan)、Logitech のGerald Quindlen。DishのCharles Ergan、販売パートナーBest Buy のDrian Dunn。
Google TV 発表、秋にソニーとLogitechから発売
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