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動画:Windows 8 の高速起動モード、新方式で30 〜 70% 高速化

Ittousai, @Ittousai_ej
2011年9月10日, 午前03:02 in Microsoft
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Windows 8 の新機能を紹介する公式 Blog " Building Windows 8 " より。Windows 8では、システムの起動時間を大幅に短縮する「ファストブートモード」が新設されます。威力は上のデモ動画のとおり。まずバッテリーを引っこ抜いたノートでスリープ復帰ではないことを示しつつ、POST後のメーカーロゴからWindows 8のスタート画面までわずか数秒という速さです。マイクロソフトによれば、さまざまな構成のPC 30台でWindows 7 のコールドブートと Windows 8 のファストブートを比較したところ、30%から70%の高速化が認められたとのこと。

高速起動の実現にはさまざまな手法が用いられていますが、そのひとつは「完全なコールドブート」をしないこと。いわゆる再起動つまりコールドブートはドライバの初期化やサービスの開始など、土台からすべて立ち上げ直すために時間がかかります。ハイバーネーション (休止状態) ではアプリなどユーザーセッションの内容も復元できるものの、搭載メモリ量の増加につれて退避するデータ量も増え、やはり復帰時の読み込みが遅くなっていました。

そこで Windows 8 の高速起動モードでは、中核のシステムセッション(Windows語で Session 0) だけを退避・復帰させ、その後にユーザーセッションを通常起動させます。システムセッションのみのハイバーネーションはアプリの利用メモリを含まないためデータ量が少なく、高速に立ち上げられるという仕組みです。また新たに導入されたマルチフェイズレジュームにより、マルチコア・マルチスレッド環境ならさらに高速な復帰が可能です。

コールドブートではないと聞いて気になるのは、スリープや休止があるのにわざわざ再起動する理由である「仕切りなおし」になるのかという点。しかし fast boot mode ではちゃんとドライバの初期化が実行される仕組みになっており、プロセスの終了やメモリ解放に加えてデバイスも新しい状態で起動します。またハードウェア構成を変更した場合など、必要な場合はもちろん完全な再起動が可能です。コールドブートとファストブートの比較図は続きを、シャットダウン・起動プロセスの詳しいおさらいはリンク先をどうぞ。

なおマイクロソフトは、パッチあてなど再起動を要求される回数そのものを減らすこともWindows 8 の設計目標としています。インテルは Smart Response Technology などハードウェア方面でPCの使い勝手改善を進めつつありますが、マイクロソフトもソフトウェアで「PCの面倒くささ」を過去のものにすべく努力しているようです。


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