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SNS共有ボタンのトラッキングを阻止するアドオン ShareMeNot

Ittousai, @Ittousai_ej
2011年9月12日, 午後12:10 in Browser
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あらゆるところに「いいね!」やら「ツイートする」、「+1」が貼られている今日このごろですが、そうした共有ボタンは押さなくても表示されるだけでユーザーの閲覧履歴を記録できることはあまり意識されない事実です。ボタン部品は貼られているページではなく提供元にリクエストを送るため、偶然通りすがったサイトでも、こっそり楽しんだあと履歴を消すようなページでも、各ソーシャルメディアは登録したアカウントと結びつける形で閲覧履歴を把握できることになります。

ShareMeNot はこのソーシャルメディアによるトラッキングを阻止するためのブラウザアドオン。単にボタンを殺すだけならば NoScript や広告フィルタなどでも可能ですが、ボタンそのものが消えてしまったり、使いたいときにフィルタを無効にしたりホワイトリストに追加するなどの手間があります。対する ShareMeNotは各ボタンを従来どおり表示させつつ、クリックしたときに初めてcookieを読み取らせ機能させるようにします。

わざわざアドオンを使わずとも、ブラウザの標準機能であるサードパーティーcookie無効化を設定すれば良いのでは、とも思えますが、Facebook や Twitter、Googleなどのサービスを使っている場合、あるいは直接訪れたことがある場合、その時点で Cookie がセットされているため、ブラウザの実装によってはサードパーティーCookie無効を選んでも読み出しは無効になりません。ShareMeNot の開発者によると、たとえばChromeでは「サードパーティーのCookieの設定を無効化する」をチェックしていても、すでにセットされたCookieの読み出しはそのまま有効です。またサービスからログアウトしても、Cookieを消していないかぎりトラッキングができることは変わりません。


ShareMeNot は米ワシントン大 でオンラインセキュリティやプライバシーを研究する Franzi Roesner 氏がリサーチプロジェクトの一環として作成したもの。現在は Firefox 3.6以降向けのエクステンションとして提供されています。また Chrome版も有志が開発中です。現行バージョンで対応するのは Facebook の " Like / いいね!" ボタン、Twitter の " Tweet "、Googleの " +1"、加えて Digg や LinkedIn など。研究の一部とあって広く一般ユーザー向けではないものの、バグリポートや対応ボタン追加などのフィードバックは受け付けています。

さて、ボタンが貼ってあるページの閲覧履歴が把握できるといっても、実際にアカウントと結びつけて蓄積するか、統計としてだけ扱うか、どの程度の期間保存するのか、あるいはサードパーティーに提供するのか etc は各ソーシャルメディアのプライバシーポリシーやサービス規約しだい。またユーザーによっては、ソーシャルメディアを信じているのでトラッキングされても構わない、むしろ積極的に蓄積して広く関係各位に提供し趣味嗜好性癖にピンポイントな広告を送って欲しいという場合もあるかもしれません。いずれにせよ、意識されないトラッキングを改めて可視化したり、利便性を保ちつつ楽なユーザーコントロールを実現する仕組みはこれからのウェブ技術を考えてゆくうえでも注目に値します。

広告掲載についてのお問い合わせは ad-sales@verizonmedia.com までお知らせください。各種データなどは こちら のメディアガイドをあわせてご覧ください。

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