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Google が Maps API を一部有料化、利用上限などの詳細を発表

Haruka Ueda
2011年10月28日, 午後03:30 in Api
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Google の API は無料、そんなにふうに考えていた時期がみなさんにもありました。Google が Maps API の有料化に向けた詳細を明らかにしています。Maps API の有料化計画は今年4月に発表されていた話で、API を利用した地図の表示や機能の利用について上限回数が設けられ、上限を超えたぶんについては支払いが必要になるというものです。たとえば JavaScript を利用した動的な地図表示(JS Maps API)や、画像を利用した静的表示(Static Maps API)の場合、1日の利用上限は2万5000回。超過ぶんは1000回あたり4ドルというお値段になっています。

そのほかにも細かな制限と価格設定があり、地図デザインを変更できる Styled Maps 機能を利用した場合は、上限は1日2500回へと急減。超過ぶんは2万5000回まで、1000回あたり4ドル、それ以上は1000回あたり8ドルとなっています。また、古い Maps API v2 を利用すると、上限は1日2万5000回で変わりませんが、超過ぶんは1000回あたり10ドルと高めです。Street View Image API は上限1日2万5000回、超過ぶんは1000回あたり4ドル。これらの上限に抵触しなければ、引き続き無料で利用できます。念のため。

Google の提案する解決方法は「利用回数を減らす」「支払い情報を登録して料金を払う」(きがるにいってくれるなあ)、あるいはエンタープライズ向けの「Maps API Premier ライセンスを購入する」のみっつ。Maps API Premier では 住所から経緯を返す Geocoding API や高度測定に利用する Elevation API、ルート検索に利用する Directions API などについても利用上限が緩和されるほか、通常の Maps API では利用できない広告表示やサポートオプションなども提供されるため「大人気サイトではおそらくもっとも費用対効果の高い選択肢」と説明されています。ちなみに Premier ライセンスの価格は「要問い合わせ」。

払わなかったらどうなるの、という疑問に対してはシンプルに「表示されない可能性がある」とのこと。すでに支払い情報を Google に登録済の方は、もっとシンプルにただ課金が始まります。また、突然にウェブサイトが人気になったような場合は通常どおり表示されるものの、人気が続くようであれば注意書きがウェブサービスに表示されるようになり、セールスマネージャーから問い合わせが入るかもしれないとのこと。

API 破産をふせぐために、Googleは近日中にも Google APIs Console にて実際に利用状況を開発者へ提供できるようにする予定。実際の課金開始は2012年から。課金をはじめる30日前には、あらためて発表を行うとも説明されています。もっとも、Googleに言わせれば、大半の開発者にとって影響はないとのこと。「上限の導入が懸念事項になるかもしれないことは理解しています。しかし、Maps APIの利用が継続的に拡大するなか、大規模な商用サイトがが利用したときであってもサービスを維持できるよう、私たちは長期にわたる将来の安全を保証しなければなりません。上限を導入することで、Googleは大部分の開発者へ Maps API を今後何年にも渡って無料で提供できるようになります」と説明しています。

Google の API といえば、最近も Google Translate API が急な廃止の予告から、けっきょく有料 API として引き続き提供されることに決定したという話がありました。また Google App Engine の値上げにより、一部の開発者が凍りついたのも記憶に新しいところ。多様なAPIやクラウドプラットフォームが開発者にさまざまな恩恵を与えたのは間違いありませんが、ロックインのリスクも忘れずに意識しておかねばなりません。



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