「ライフログ」といえば「プライバシー侵害」を意味する広告屋用語と思われかねない今日このごろ、Bluetoothヘッドセットで有名な Jawbone が リストバンド型センサーを使った生活習慣記録・改善システム UP の詳細を明らかにしました。UP はモーションセンサーやバイブを内蔵した防水リストバンドと連携 iOS アプリ、ウェブサービスからなり、着用者の運動・睡眠・食生活を24時間つねに記録し分析することで、より健康な生活を支援するとうたう製品。

Jawbone によれば、リストバンドには Fullpower Technologies の MotionX センサーエンジンが採用されており、着用者の活動を高い精度で認識・記録することが可能。歩数の計測はもちろん、一日のうちで活動しているとき・いないとき、移動しているなら速度と消費カロリーなどを記録し、Nike+ のようなトレーニング用センサーのように機能します。スポーツ用と比較した優位は一日24時間7日間、シャワー中も含めて着けっぱなしで記録できること。これが「運動 (活動)」の部分。

また MotionX では睡眠中の体の動きから着用者の睡眠サイクルを認識でき、いつ眠りに入ったのか、浅い眠り・深い眠りのどのステージにいるのか、さらに睡眠時間などから総合的な睡眠品質まで推定可能。アプリを通じて目覚ましを設定できるため、睡眠サイクルからもっとも快適に覚醒できる時刻にバイブで目覚ましする機能も備えます。

もうひとつの「食」の部分はリストバンドの機能とはあまり関係ないものの、連携アプリで食事の写真を撮ることで食事の時間や推定カロリーなどを記録し、運動や消費カロリーと総合的に分析します。UP は " Move, Sleep, Eat " の3つの側面から生活習慣を記録すると同時に、分析結果に基づいてより健康な生活を送る手助けとなる点も売りのひとつ。生活習慣の記録はアプリで時系列にそってまたは統計的に参照できるほか、ソーシャルメディアを通じて共有することも可能。

また運動や食生活、睡眠について望ましい行動を「チャレンジ」として設定することで、より健康的な生活を意識するモチベーションも提供します。このチャレンジはチーム単位で設定することもでき、競争や協力をモチベーションにすることも可能。このチャレンジについては「オープンプラットフォーム」を採用するとあり、専門家や健康促進のための団体が設定したものを選べるほか、チームが独自に設定することも可能とされています。(健康すぎて命の危険があるようなもの、我慢大会的なものを作成配布できるかは不明)。

UP は米国で11月6日から、量販店 Best Buy や Apple Store で販売予定。価格は99.99ドル。小・中・大の3サイズがあり、それぞれ7色が用意されます。モバイルアプリは (当初) iOS版のみ、こちらは無料。なお本体には無線接続や時計表示といった機能はありません。運動不足や暴飲暴食、不摂生を改善する連帯責任チャレンジも面白そうですが、睡眠ステージを認識するすっきり目覚ましとして有効ならばなかなかお買い得な価格です。

Jawbone UP wristband

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