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Eye-Fi CEO インタビュー:「Wireless LAN SD製品はEye-Fi 特許を侵害することになる」

Ittousai, @Ittousai_ej
2012年1月25日, 午後01:50 in Eye-Fi
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矢崎 飛鳥, 10月29日
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1月12日に発表された" Wireless LAN SD " (iSDIO) 標準規格と Eye-Fiカードについて、来日した Eye-Fi社 のCEO Yuval Koren (ユバール・コーレン) 氏に詳しい話を聞いてきました。これまでのお話はひとつ前の記事「Eye-Fi の CEO、ワイヤレスLAN SD規格は知財侵害の恐れ・策定ルール無視と抗議」をどうぞ。

改めておさらいすれば、SDカードの規格化団体 SD アソシエーション (SDA) が発表した Wireless LAN SD 規格 (一般向け名称。正式には iSDIO, Intelligent SDIO規格) は、

1.ドラフトから標準規格として採択される際に必要なSDA会員による知財評価を完了しないまま、正式な手続きを経ず標準として発表されたものであり、
2. そのまま標準規格として実装した製品が登場すれば、Eye-Fi の特許権を侵害することになる。

というのが Eye-Fi 側の主張です。コーレン氏におうかがいしたのは、SDAの会員であるEye-Fi はどの時点で Wireless SD 規格を知ったのか、これまでにどのようなやりとりがあったのか、またiSDIOに準拠した製品として来月にも発売予定の 東芝 FlashAir への対応について。続きに掲載したインタビュー本文は逐語訳ではなく、一問一答に構成してあります。


これまでの経緯

Q そもそもSDアソシエーション(SDA)の Wireless LAN SD (iSDIO) 規格について知ったのはどの時点か
A 具体的な仕様については、昨年11月末に、SDA会員向けにドラフトが公開された時点で初めて目にした。

Q ドラフトの策定に向けた動きについては関知していたのか。ドラフトはSDA内部のワークグループ (WG) が策定するはず。
A 無線LAN SDカード規格のためのワークグループについては、年に二回のSDA定例のミーティングで認識した。WGメンバーからは参加を求められたことも、協力を求められたこともない。

Q 今回のSDAの規格とはまた別の話になるが、2010年の6月に、東芝が「無線LAN内蔵フラッシュメモリカード共同規格策定フォーラム」を独自に設立したと発表している(「本フォーラムでは、今後、広く他メーカーにも参加を呼びかけ、無線通信機能内蔵型カードの普及促進を図るとともに、共通仕様の策定や対応製品展開に必要な技術情報の交換を行っていきます。」)。こちらについては、東芝からコンタクトはあったのか。
A 全くない。東芝からはそのフォーラム以前も以降も、現在に至るまで一切コンタクトはない。

Q SDAのルールでは知財問題をクリアするために60日間のレビュー期間を置くことになっているというが、その60日ルールはどういった性質のものか。
A SDAの手続きとして明確に定められている。

Q 11月末にドラフト規格を読んだあと、実際にSDAに対して回答を出したのはいつか。
A 先週(1月15日〜の週)。ルールどおりであれば11月末から60日間の猶予があるため、Eye-Fi として評価を続けていた。しかし1月12日に突然SDAが標準規格化を発表したため、それに対応して回答した。Eye-Fi としては、現状の iSDIOはあくまでドラフトのままだと認識している。

Q SDAに対して、具体的にはどのようなことを伝えたのか。
A SDAは、こうしたレビュー手続きにおいてメンバー各社が提出するフォームを用意している。そこでEye-Fi の関連特許について提出した。

特許とライセンスについて

Q 具体的なパテントのナンバーは?
A IPレビュー手続きそのものはSDA会員内で非公開に実施されるため、具体的な詳細はここでは挙げない。しかしEye-Fi が取得した特許はもちろん公開されており、Eye-Fi のホームページにはわれわれが取得した特許が具体的に掲載してある。

(編注:公式サイト eye.fi では、フッターに " Copyright © 2011 Eye-Fi, Inc. Patent Nos. 7,702,821; 8,014,529 " の表記がある。US7702821 は " Content-aware digital media storage device and methods of using the same ")。

Q ライセンス供与については。
A 現時点では、ライセンスについては提出していない。SDAがわれわれの知的財産を尊重しているようには思えないため、今回は含めなかった。しかしオープンに話し合う用意はある。

Q 提出したフォームに対して、SDA側からの回答は?
A 現時点ではまだない。

今後の対応について


Q もし仮に、SDAが Eye-Fi の知財をクリアしたかたちに iSDIO規格を改定せず、このまま標準規格として導入した場合はどうするつもりか。
A さまざまな選択肢があると考えている。

Q iSDIO規格に準拠した製品としては、すでに東芝がFlashAirカードを発表しており、2月にも発売される。どのように対応するのか。
A FlashAirへの具体的な対応はまだ決定していない。今日は特定の製品についてよりも、iSDIO / Wireless LAN SD 規格とその策定手続きについてお伝えしたい。

Eye-Fi としては、すでにEye-Fi カードが消費者や10社の大手カメラメーカーに受け入れられているという現状を踏まえ、なによりも消費者の混乱を招きたくないと考えている。


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Eye-Fi としては、Wireless LAN SD Specification は現在もあくまでドラフト段階であるとの認識です。Wireless LAN SDが SDアソシエーションとして正式に Standard として公開されたのか否かも含め、SDA側のコメントは現在問い合わせ中。回答がありしだい続報でお伝えします。




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