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2.8倍望遠モードに切り替えられるコンタクトレンズ、DARPA出資の研究者が開発

Ittousai, @Ittousai_ej
2013年7月2日, 午後04:50 in Contact Lenses
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米国とスイスの研究者チームが、望遠2.8倍と通常の1倍に切り替えられるコンタクトレンズを開発しました。



この望遠モード対応コンタクトレンズの厚さは中央部で約1mm、周囲の最厚部で約1.17mm。中央部は「1倍」モード用にそのまま光を通します。瞳の周辺部には同心円状に微細なアルミ製の鏡がいくつも埋め込まれており、これが周辺部から入った光を反射させて導き網膜に伝えるレンズの役割を果たします。

発表した カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD) の Joseph Ford 氏らのチームは、実際に試作した望遠対応コンタクトレンズを眼球モデルに着けて、2.8倍モードと1倍モードで撮影するコンセプト実証に成功しています。

上の画像は試作レンズで撮影した写真。そのまま着けると中央の1倍と周辺からの2.8倍が重なって見えてしまうため(写真 d)、3Dディスプレイ用の偏光液晶メガネを応用して、どちらかの「採光部」にだけ光を通すことで望遠モードと通常モードを切り替える仕組みです。

用途としては、網膜の機能が低下し失明の原因にもなりうる加齢性黄斑変性(AMD)の患者を助ける医療用として開発されています。研究チームによれば、AMDでは網膜そのものの機能が低下するため通常のコンタクトで焦点距離を変えるだけでは視力低下を補うことが難しく、高価な外科手術でレンズを埋め込むか、大がかりなメガネ型の補助器具を用いる必要があります。

しかし望遠対応コンタクトならば手軽に装着でき、ほかの視力補助器具よりも視野が広く、またシンプルな偏光メガネだけで望遠と1倍を切り替え可能である、とされています。


研究者チームは現在コンセプト実証段階の技術をさらに改良し、長期間の着用に耐える材質の採用や望遠モードでの色やコントラストの改善などに取り組む予定。
実際の論文 Switchable telescopic contact lens はリンク先で読めます。

なおこの論文はAMD患者の補助を主眼として書かれていますが、研究そのものには、毎度おなじみ DARPA (米国国防高等研究計画局) が資金を提供しています。研究を支援するプログラムは、DARPA Defense Sciences Offices (国防科学研究室) が指揮する SCENICC、Soldier Centric Imaging via Computational Cameras。

ソルジャーセントリックの名のとおり、さまざまなハードウェア・ソフトウェアを通じて兵士ひとりひとりの視覚能力を強化し、状況認識力・安全性・生残性を高めることが目的です。




「TechCrunch Tokyo 2019」11月14日、15日に開催



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関連キーワード: contact lenses, ContactLenses, darpa, telescope, ucsd
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