WiMAX 2+は10月31日開始。MVNOでもスマホセット割引が使えます
UQは今年7月、総務省から新たに2.5GHz帯の20MHz幅の周波数を獲得。現在のWiMAXで利用する30MHz幅と合わせ、連続した50MHz幅がUQのものとなりました。2012年、世界のWiMAX事業者が通信方式の変更など相次いで事業転換し、先が見えない状況にまで追い込まれていたUQ。同社は、これまで次世代通信として技術開発を進めていたWiMAX 2 をあきらめ、WiMAX 2+ を提供することを決定しました。
WiMAX 2+は、国内ではAXGP方式で提供中の SoftBank 4G と同様、TD-LTE方式と互換する技術。TD-LTEは中国やインドなど人口の多い国の事業者が採用を決めており、コストダウンや端末調達の面で規模のメリットに期待が持てます。
WiMAX 2+は、環状7号線(東京都道318号線)内からスタートし、その後都市部へと広げていく計画。現在、対応するWiFiルーターはファーウェイ製の Wi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14 の1モデルのみですが、既存のWiMAXルーターとしても、auの4G LTE対応ルーターとしても利用できるものです。このため、シンプルが1つの売りだった料金プランも、通信の仕方によって異なります。
10月30日時点として発表された WiMAX 2+ の提供事業者は、9事業者。
YAMADA Air Mobile WiMAX / ヤマダ電機
BIC WiMAX / ビックカメラ、ソフマップ、コジマ
ワイヤレスゲートWi-Fi+WiMAX / ヨドバシカメラ)
エディオンネット / エディオン
nojima WiMAX / ノジマ
といった、家電量販店のMVNOが顔をそろえています。
また、11月12日以降順次、auスマートバリュー mine がMVNO事業者にも対応します。
auスマートバリュー mine では、auスマートフォンと、Wi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14 を同一名義で利用すると、4年の長期契約ならスマートフォンの利用料が毎月980円引き、2年契約なら毎月780円引き。さらに、2013年11月12日〜2014年8月31日までに契約すると、2年契約の場合も毎月980円引きとなります。
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