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UQ野坂社長に WiMAX 2+ を聞く:WiMAXからTD-LTE、1年前の天国と地獄。ソフトバンクとの殴り合い

Hiromu Tsuda, @boobyn
2013年10月31日, 午後02:55 in Interview
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UQコミュニケーションズは、下り最大110Mbpsのモバイル通信サービス WiMAX 2+ を10月31日より開始します。そこで今回、UQの野坂章雄社長に、 WiMAX 2+ への魅力から、サービスの裏話、ガチャピンやムックの行く末まで聞きました。

今回のインタビューの模様はこちら。WiMAX 2+ のサービス概要はこちら。発表会の模様はこちら

WiMAXの風が止んだ

  Engadget:ひところの先行き不安なWiMAXから比べると、いろいろな可能性を感じる印象です。TD-LTE互換を打ち出すまで、正直、「WiMAXはもうダメかな」と終わりの空気が漂っていたと思うんです。

野坂氏:WiMAXが世界的にメジャーにならないことが見えてきて、2012年の10月31日に方向転換しました。あれからちょうど1年です。それこそ、UQにとって天国と地獄ぐらい違う状況になったんですよ。厳しいかな、という空気はひしひしと感じてましたよ(笑)。

2009年辺りまではとんとん拍子できて、2011年7月6日にWiMAX 2の世界初の実証実験を行い、150Mbpsを達成しました。

ところが、そこまでだった。風向きがすとーんと変わっていったんです。インドがTDに行くらしい、中国のTDが始まるらしいと、どんどん旗色が悪くなりました。一番辛い頃でした。今思えば、1年単位ですごい転換ですよ。UQって非常に小さな組織なんだけど、みんなでワーワーやっているところがある。大きな組織では絶対できない決断ができたと思っているんです。

WiMAX 2+入りPCをグローバルで

Engadget:選択肢がないにせよ、コストをかけて実証実験までやった上でTD-LTEへに変えられたのはすごいと思います。それによってTD-LTE陣営として、グローバルからの調達などいろいろ可能性も広がった。

野坂氏:当時は迷走できるほど選択肢がなくて、この道しか進めない、だからみんなで進もうという感じでした。光が見える方に進んでいったというか、そこに行かないと先が見えないような状態だったんだよね。

中国がiPhoneにTD-LTEを載せるという話が出てきたり、韓国も同じようなことをやるという話があったり、UQはついていると思います。TDを開始したことで、マレーシアや韓国、台湾などともいろいろな話ができるようになった。そうなると、彼らと組んでWiMAX 2+入りPCをグローバルでさせないかという話にもなる。

ソフトバンクとのTD-LTE連携は「一切ない」

Engadget:ではその「彼ら」の中に、国内の友人はいますか? 国内だともう1社、TD-LTEをやっているソフトバンク(Wireless City Planning)がいますよね。たとえば、両社でTD-LTEローミングするような可能性です。ケータイもかつては各社でローミングしていたこともありましたし、ユーザーは電波が何であろうが、どこに繋がっていようが、ネットにアクセスできた方が嬉しいだろうな、と。

野坂氏:面白い質問。たとえば、僕らが地域のWiMAX事業者とローミングをやっていたようなことでしょ。そうか、そういう質問もあるか。

正直言って今、僕の頭の中には一切ない。ユーザー視点ではないと言えば、そうなんだろうけど、この業界ってある意味で殴り合いみたいなところがあるからね。



Engadget:まぁ、バチバチやっていると思います。UQがどちらの陣営かは聞いてくれるな、と。

野坂氏:マスコミなどで、(ソフトバンクに)あれだけいろいろなことを表で言われてしまうとね。どうしても人と人との関わり合いですから。

ある一定のルールを作りましょうね、と公(編集部注:総務省)のところが言って、パブリックコメントでもそれにウェルカムだと言っていた。なのに、勝負が終わった瞬間にフェアじゃない審判がいたとか、ルールがおかしいと言い出した。協議に参加しているわけだから、それって試合をする前に言わないとダメだと思う。少し離れた立場から言えば、なんだか理不尽な感じがするかな。どう思います?

編集部注:2.5GHz帯の追加割当を求めて争っていたUQとソフトバンク。結果的にUQが割当を受けましたが、ソフトバンクは審査結果に不服を申し立てました。孫正義社長は恣意的な判断があったとし、宮川潤一専務は採点方法を疑問視しています)

Engadget:順序立てて進めていく、お役所周りの対応は得意じゃないのかなという印象です。逆に、勢いで進めていくようなものは強い。かつて、800MHz帯再編時も新聞広告まで打ってパブコメを募りましたが、そもそもタイミングを失していました。今回も後から声が大きくなったように思いますが、逆に後からでも声を大にして意見を言える会社とも。

話を元に戻すと、友人というかパートナーとなるMVNOの反応はどうでしょうか?

エリアがなくても、量販MVNOは売りやすい

野坂氏:ものすごくいいです。エリアはまだあまりないよ、って伝えても「そんなの関係ない」って言われます。スマートフォンとWiFiルーターのセットで割引になるだけではないんです。

量販店の店頭では、auの担当がルーターを紹介し、逆にWiFiルーターの担当がauを紹介できるため、すごく売りやすいんです。しかもMVNOモデルだから、量販店が自分たちのものとしてアピールしやすい。



Engadget:かなり、急ピッチでサービスが始まる印象ですが、サービスが開始されれば少しゆっくりできるんですか? 趣味に没頭するとか、そもそも趣味はなんでしょう?

野坂氏:趣味はないんだけど、食べることと飲むことかな。居酒屋にはよく行きますよ。実は飲み過ぎでね(笑)。1年前にWiMAX 2+に転換したときは、ホッとして病気になって1週間入院しちゃいました。でもそれが実は暴飲暴食のせいで(笑)。どうやらホッとすると危ないんだよ。

先月9月の発表会前も忙しくて3週間ぐらい熱が出ていたし、つい先日までUQの建設系の人たちととやりとりしていたから、4人で紹興酒4本とかそういう世界でした(笑)。技術が走って、企画がそれをサービス化し、広報が発表する。そこから建設にバトンをタッチして、今は営業が走り回っているような状況なんです。だから、僕は忘年会あたりで気をぬくとやばいね(笑)。

Engadget:どうぞほどほどに。本日はありがとうございました。

このほか、今回のインタビューの模様はこちら

【UQ野坂社長に WiMAX 2+ を聞く】

複雑化する料金、将来の7GB制限、ガチャピン&ムックの去就
内蔵PCやスマホ&タブレットもWiMAX 2+、Try WiMAX実施
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