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解説:NTTドコモ新料金 カケホーダイ&パケあえる 詳細解説。基本6種、パケット7種、そして割引

Hiromu Tsuda , @boobyn
2014年4月10日, 午後07:30 in Docomo
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NTTドコモは、6月1日より開始する新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」を発表しました。音声通話の定額やパケット通信量をシェアして使うといった新しい料金の形を目指したものですが、いかんせんわかりにくい印象です。

新料金の開始は6月1日。新料金の発表に伴い、8月末でXiの既存料金プランや割引サービスは新規受付を終了します。新料金に乗り換えるべきかゆっくり悩めるよう、早速ですが解説します。

Gallery: NTTドコモ、新料金プラン「カケホーダイ」「パケあえる」 | 25 Photos



わかりにくいと感じたのはかくいう私自身です。その理由は、料金プランとともに割引サービスなども同時に発表されたため。利用者として知りたいのは、結局のところ「今より安くなるの?」そこだと思います。

それでは最初にその部分を説明すると、これはどの料金でも同じですが、安くなる人やお得感を感じる人もいる、ということに尽きます。期待外れで申し訳ありませんがそういうものです。自分がお得になるのかどうか、ドコモではシミュレーションできるツールを用意すると発表しています。また、わからなければドコモショップにわかるまで聞きにいくのもオススメです。シミュレーションが面倒だったり、ドコモショップに行く時間のない人向けに説明します。

基本プラン


まず、今回基本プランとして提示されているのは以下の3つです。いずれも2年契約を条件とし、2年未満で解約した場合、解約金として9500円がかかります。うまい棒を問屋で購入すれば1000本以上買える金額ですが、東京駅前 大人和食TOKYO の雲丹づくしコースなら1回分です。
  • カケホーダイプラン
  • データプラン
  • デバイスプラス
3つありますが「カケホーダイプラン」と「データプラン」の2つ、それに付随する「デバイスプラス」と考えましょう。

カケホーダイプラン

カケホーダイプランは、国内の通話が定額となります。たくさん通話をする人はこの料金だけで魅力に感じる場合があるでしょう。ただし、たくさん通話するならVoIP型のサービスの方がお得感があるかもしれません。スマートフォンやタブレットのユーザーは月額2700円、携帯電話のユーザーは月額2200円です。

データプラン

データプランは、音声通話のいらないユーザー向け。こちらはスマートフォンやタブレットが月額1700円、モバイルWiFiルーターなどが月額1200円です。後述するパケットパックに加入しない場合、Xiの場合に1KBあたり0.6円、FOMAの場合1パケット(128byte)あたり0.08円かかります。

デバイスプラス

デバイスプラスは、ドコモユーザーでフォトパネルやウェアラブル、ヘルスケア機器を利用するユーザー向けの料金プランで、基本的にユーザーが料金を選べるものではありません。利用する機器に応じて月額500円、月額300円の利用料が設定してあります。いずれも2年契約の場合。

パケットパック

パケットパックは要するにパケット通信量の定額パックです。1人向け2種類、家族向け4種類、らくらくスマートフォン向けの7つがあります。

らくらくスマートフォン向けのパック以外は、1人向けは1人で複数デバイスでシェア、家族向けは家族10回線までシェアが可能です。1人向けは1ユーザーあたりにかかるパケット通信料金ですが、家族向けは家族みんなで毎月以下の値段という意味です。

【1人向け】
プラン名 毎月の利用可能通信量 月額利用料
データSパック 2GB 3500円
データMパック 5GB 5000円

【家族向け】
プラン名 毎月の利用可能通信量 月額利用料
シェアパック10 10GB 9500円
シェアパック15 15GB 1万2500円
シェアパック20 20GB 1万6000円
シェアパック30 30GB 2万2500円

【らくらくスマートフォン】
毎月200MB/月額2000円


ここまでがサービス料金の話。ここから先がパケット通信量をシェアするための利用料の話になります。

パケあえる

現状でもそうですが、家族割引のグループは主回線と副回線に分けられます。親と子という言い方もできますが、要するに代表する電話番号が1つ(主)、その下にほかの家族の電話番号(副)がぶら下がる形。

新サービスの「パケあえる」は、上記パケットパックの通信量を1人で複数回線、もしくは家族内で分け合えるというもの。名称はいろいろとありますが、主回線以外にかかる「パケあえる」利用料と考えればいいでしょう。その利用料はいずれも月額500円

仮に1人向け料金プランで、代表回線のスマートフォンでカケホーダイ(月額2700円)、毎月5GB使えるデータプランM(月額5000円)を利用していたとしましょう。これに加えてタブレットなどを利用している場合、データプランMの5GBを分け合うために月額500円かかるということです。

また、家族のたとえばお父さんがカケホーダイ(月額2700円)で、家族で月間20GB使えるシェアパック20(月額1万6000円)を契約している場合で考えてみましょう。

その場合、お母さんと子ども二人の合計3つの副回線で20GBを分けると、月額500円×3の月額1500円がかかります。

また家族の場合、それぞれカケホーダイの月額2700円ないし月額2200円がかかります。お父さんとお母さん、そして子ども二人がスマートフォンだった場合以下のようになります。

お父さん(主)
 通話月額2700円/データ月額1万6000円
お母さん(副)
 通話月額2700円/データシェア料月額500円
子ども1(副)
 通話月額2700円/データシェア料月額500円
子ども2(副)
 通話月額2700円/データシェア料月額500円

合計すると月額2万8300円。これにインターネット接続料として、spモードやiモードの月額300円が各々かかるので、4人家族の場合は月額300円×4回線分で、プラス月額1200円となります。なおカケホーダイプランでもいわゆるガラケー、携帯電話を利用している場合は月額2200円になるので、これよりは安くなります。

というわけで、以上がカケホーダイ&パケあえるの説明になります。

なお通信量が上記の使用量を上回った場合、自動的に128kbpsになります。その場合は家族全員に上限に達した旨が通知されるため、急に通信速度が遅くなると大変です。誰がたくさん使ったのか家族会議必至の展開が予想されます。1GBあたり1000円(1MBあたり1円ですね!)で通信量は足せますし、128kbpsに速度低下することなく、無制限に使える天井なしモードもあります。その場合も1GBあたり1000円。

割引サービス

そして今回のドコモ発表はそれだけではありません。継続利用者向けの割引「ずっとドコモ割」と、若者向け割引「U25応援割」があります。ここから先は割引の説明です。

ずっとドコモ割は、長く利用している利用者がパケット通信量の割引を受けられるというものです。主回線の利用期間がものを言うので、家族の中でもっとも長く利用している人を主回線にするとお得です。

もちろん一人向けのデータパックでも割引はありますが、少なくとも11年以上使わなければなりません。ちなみにドコモを16年以上利用しているユーザーは全体の15%もいますから割引適用対象者もかなりいるでしょう。ここで先ほどのパケット通信量の表をチェックします。

【1人向け】
プラン名 毎月の利用可能通信量 月額利用料
データSパック 2GB 3500円
データMパック 5GB 5000円

【家族向け】
プラン名 毎月の利用可能通信量 月額利用料
シェアパック10 10GB 9500円
シェアパック15 15GB 1万2500円
シェアパック20 20GB 1万6000円
シェアパック30 30GB 2万2500円

ずっとドコモ割を簡単にいえば、主回線の利用者が6年以上ドコモを利用していれば、パケット通信通信料の割引が受けられます。パケットパックと利用年数によって割引額が異なりますが、最小で毎月300円、最大で毎月2000円の割引です。

具体的に言えば、6〜8年のドコモユーザーで、月額9500円のシェアパック10のユーザーは300円引きの月額9200円です。16年以上のベテランドコモユーザーで、月額2万2500円のシェアパック30のユーザーならば2000円引きの月額2万500円です。

16年間以上利用している古参ユーザーで、かつ最も高額なパケット料金を払っても年間2万4000円の割引です。これを安いと見るか高いとみるかは価値感や信仰心の違いかもしれません。現状のキャッシュバックや他社への乗換割引の最低ラインと同等とも言えます。

ただし、子だくさんで家族に25才以下のお子さんが多いなら別途割引も受けられます。それが「U25応援割」です。対象者が26才の誕生日を迎えるまで毎月500円の割引が受けられ、ボーナスパケット通信量として1GBがもらえます。先ほどの父母と子ども二人の家族で子どもが割引対象ならば以下のようになります。

お父さん(主)
 通話月額2700円/データ月額1万6000円
お母さん(副)
 通話月額2700円/データシェア料月額500円
子ども1(副)
 通話月額2700円/データシェア料月額500円無料+1GBボーナス
子ども2(副)
 通話月額2700円/データシェア料月額500円無料+1GBボーナス

以上が今回の発表内容です。

料金プランが安くなるかどうかは利用者とその親族次第ではありますが、新しい料金プランはさまざまな契約を見直す機会にもなりそうです。また今回ドコモが新料金を打ち出したことで、ほかの携帯事業者の料金にも変化が出てくるかもしれません。いずれの場合もわからなければオフィシャルショップに行くのが手っ取り早いです。

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