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AMDがモバイル向けKaveri APUを発表、高性能なFXモデルも。なぜか成層圏からの落下動画公開

Shingi Hashimoto
2014年6月5日, 午後08:29 in Amd
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AMDがCOMPUTEX TAIPEI 2014において、開発コードkaveri(カヴェリ)で知られるAPU(GPU統合型CPU)のモバイル版9モデルを発表しました。

搭載モデルの発表などはまだですが、AMDは「エイサー、ASUS、デル、HP、レノボ、Samsung、東芝などから、新型APUを搭載したノートPCおよびデスクトップPCが発表されます」とアナウンスしています。

Gallery: AMD Mobile Kaveri | 12 Photos

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Kaveriの特徴は、ソフトウェア開発者がCPUとGPUを縦断的に使える設計HSAへの対応や、インテル製CPUと比べて強力なGPUを搭載する点。今回のモバイル版でも、基本設計は1月に発売されたデスクトップ版と同一です。機能的な詳細はデスクトップ版の解説記事を参照ください。



注目はブランド。従来のモバイル向けAPUやデスクトップ版Kaveriで使われているA10、A8、A6といったブランドに加わり、従来はデスクトップ向け高性能CPUだけだったAMD FXが追加されたため。今後はモバイル向けでも、高性能な製品はFXが使われます(が、デスクトップ版と中身はまるで違うため、混乱しないように留意が必要です)。

また大企業などが導入する業務用PC向けモデルとしては「PRO」ブランドも追加。同一仕様のPCを長期に渡って大量導入する必要があるユーザーのため、最大24か月間は同一仕様での提供を保証するシリーズです。実際のシリーズ名はA10 PROやA8 PROとなります。



さて、今回発表されたこれらKaveriベースモデル、AMDの呼び方では「2014 AMD PERFORMANCE MOBILE APUs」は、先述のように基本的な設計はデスクトップ版と同一であるものの、モバイル向けとして発熱と消費電力を抑えるべく動作クロックやGPUコア数などを抑えています。

実際のTDP(発熱と消費電力の目安)値は、35Wと19W、そしてPROシリーズ1モデルのみに設定された17Wの3種類。前者が比較的大型のモデル用、後者2つはいわゆるUltrabookクラスの薄型ノート用です。



今回AMDは、19W版の2モデルでいくつかのベンチマークも公開しています。
中間モデルとなるA10-7300は、仮想敵がSurface Pro 2などに搭載されたインテルのCore i5-4200U。総合ベンチマークのPCMark 8ではほぼ同等、3Dグラフィックスベンチマークの3DMarkでは50%の性能向上、OpenCLベンチマークであるBasemark CLでは20%の性能向上をアピールします。



19W版の最高速モデルFX-7500は、仮想敵がCore i7-4500U。こちらの比較では、PCMark08はほぼ同等、3DMarkでも50%の性能向上。そしてBasemarkCLだけはなぜか性能伸び率が高く、50%の性能向上としています。

また自社製品との比較でも、大まかではありますがワットパフォーマンス(1Wあたりの性能指標)の目安を紹介。前世代製品と比較して、グラフィックスではワットパフォーマンスを最大40%向上、システム演算性能でのワットパフォーマンスは前世代製品から最大30%改善と公表しています。

さて、普通の新CPU発表記事でしたらこのあたりで終わるところですが、ある意味で本題はここから。

今回AMDはモバイル版Kaveriの発表を記念し、「AMD's Kaveri Launch at the Edge of Space」と称して、無人のヘリウム気球にAPUを載せ、高度3万6240mまで浮かべてから落とした動画を公開しています。

どことなく、レッドブルとGoProがコラボした成層圏からの自由落下動画(こちらは無人ではなく、フェリックス・バウムガートナー氏が挑んでいます)を思い起こさせる企画ですが、「モバイルはわかるとしても、なぜ成層圏?」「気球を浮かべるのに宇宙服っぽい格好なのはどうして?」という疑問にはじまり、後半の落下シーンでひたすら画面中央に映っているA10 APU(おそらくモバイル版Kaveriの実物と思われます)など、見ているうちにじわじわとツッコミ心が刺激される構成です。

あまつさえ性能や特徴に関する紹介は一切ないという、ある意味もの凄い割り切り。全体としてのツッコマビリティ(ツッコミ可能度)は、日本でのプロモーションサイトで一瞬発見されたAPUはすごく強いにも通じるところがあります。

​ただし、特徴をアピールする動画は別途ありますので、Kaveri自体に興味ある方はぜひこちらもどうぞ。




Kaveriはデスクトップ版が自作PC派の間で評判となり、パーツショップなどではAMD久々のヒットとの声も聞かれるほど売れ行きとなりました。ぜひともモバイル版もこの好調を維持し、ノートPCの高性能化とコストパフォーマンス向上への貢献をしてほしいと期待します。


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Source: AMD
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