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アドビ、iPad用ペン Adobe Ink とデジタル定規 Adobe Slide 発表。対応SDKも提供

Shingi Hashimoto
2014年6月19日, 午後06:20 in Adobe
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2014年6月19日、アドビは同社製品の紹介イベントAdobe Create Now 2014で、iPad用デジタルペン『Adobe Ink』(写真上)とデジタル定規の『Adobe Slide』(下)を発表しました。対応機種は双方とも、iOS 7搭載の第4世代iPad、iPad Air、iPad Mini、iPad Mini Retinaの4シリーズです。

Gallery: Adobe Ink and Slide (Creative Now 2014) | 23 Photos

Gallery: Adobe Ink and Slide review | 28 Photos

日本での発売日は2014年末予定。価格は未定ですが、米国でのオンライン価格は$199.99です(セット販売のみ)。

また基本的には、同時発表されたイラスト描画用アプリ『Adobe Sketch』と、製図用アプリ『Adobe Line』を前提とした設計。InkはPhotoshop Touchなどでも使えますが、現状では筆圧が非対応になるなど、機能が制限されます。SildeはLine専用です。

さすがデザインツールを手がけるアドビと思わせる凝ったパッケージや、日本語解説の入った付属品説明などはスライドショーをご覧ください。写真は米国版使用レポートのものもあります。





アドビは2013年5月に試作版のタブレット用ペンMightyとデジタル定規 Napoleonを公開していますが、InkとSlideはこれらの製品版という位置づけです。



Inkはねじれた三角柱風の形状が目立つ感圧対応のアルミスタイラスペン。ベースとなるペンの技術は、ペン先の形状が微細なことで知られるAdonit社のPixelpointテクノロジーです。

筆圧検知レベルは未公表ですが、Adonit社のPixelpointベース製品Jot Touchが2048レベルであることから、それに近いものと推測されます。




また、廉価なペンでは認識精度を上げるためにペン先に装着されている円盤がない設計となっており、ペン先付近の画面が見やすくなっています。



独特のデザインが目立つ本体は、金型などを成形する液圧成型の手法で製造。軽量で、握りやすさを考慮した太さと形状をアピールします。iPadとの接続はBluetoothで、バッテリーは充電式。充電は付属カバー(左)に収めた状態でMicroUSB端子を経由して行います



ペアとなるSlideは、直線のみならず正円や矩形、雲形定規などをiPad上で描画するためのツール。Adobe Line上で使うことにより、ガイドとなる直線や円が画面上に表示されるので、近くをInkでなぞると綺麗な直線や円としてトレースされる、という寸法。定規パターンは、本体のボタンを押すことで変更されます。

また面白いことに、Sildeは電源を必要としません。



Create NOW 2014ではInkとSlideを使った描画デモも披露されました。操作のレスポンスは素早く、レイテンシ(遅延)が少ない点が印象的でした。「アドビが実質的に専用アプリを同時開発している」というだけのことはありそうです。



またCreate NOW 2014では、InkとSlide制御用を含めたAdobeのiOSアプリ用SDKがAdobe Creative SDKとして公開されることも発表されました。現状では実質的にSketchとLine専用ハードですが、将来的には他社製アプリでの対応も期待できそうです。

Source: ADOBE
関連キーワード: adobe, adobe ink, adobe ink Slide, adobe slide, iOS
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