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数万円で作れるロボット義手 handiii 。筋電センサ信号をスマホで解析して駆動

Munenori Taniguchi
2015年3月27日, 午後01:01 in Cybernetic Arm
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日本のベンチャー企業、exciii が、ロボット義手 handiii を開発しました。外装やパーツは 3D プリンタで製造し、動作制御にはスマートフォンを使う工夫により、大幅に製造コストを低減した点が特徴です。

 


 
exiii が手がけるロボット義手 handiii は、腕につけた電極が反応して指の1本1本までを動かすことができる筋電義手。exciii によるとこうしたロボット義手を購入するには、少なくとも150万円以上の費用が必要となります。

ところが handiii は 3D プリンターによる外装・各部品の製造や、指を動かすモーターの削減、動作のための計算処理をスマートフォンに受け持たせるといった工夫で大幅なコストダウンを可能とし、基本ユニットの製造原価をおよそ3万円前後にまで抑えています。
おおまかな仕組みは、腕に取り付けた電極からセンサーが筋肉の動きを読み取り、スマートフォンがその情報を計算、そして各部を駆動するモーターを制御します。

3D プリンターによる外装はデザインの幅が広く「スニーカーや腕時計のような感覚で」安価に用意できるのが特徴。ユーザーの個性を表現するため、色やテクスチャ、材質などのアレンジが可能です。

外装だけでなくパーツのカスタマイズにも対応し、指の部分をグリップの高いものにしたり、何らかの機能を備える指を製造し交換することもできます。たとえばレーザーポインターを人差し指に内蔵しておけば、「指は世界最高のポインティングデバイス!!」とジョブズを引用するとき便利かもしれません。

handiii は2013年のダイソンアワードで2位を獲得し、同年11月に行われた Maker Faire Tokyo では試作品を公開するなど着実な開発を続けています。今月には米国テキサス州のイベント SXSW でも試作品を展示し、開発協力者の森川氏が handiii を装着してその性能をアピールしていました。
 
 
exciii は上肢障害者を支援する NPO 法人 Mission ARM Japan による「Google インパクトチャレンジ」への挑戦に技術協力として参加。テクノロジーを活用した社会問題の解決を目標とするこのコンテストのファイナリスト10組のひとつに勝ち残りました。

Mission ARM Japan と exciii は Google インパクトチャレンジで「上肢障害者の 1% にしか普及していない義手を3年以内に 20% にまで引き上げる」ことを目標に掲げていました。しかし残念ながら、3月26日に行われた最終審査では上位4位までのウィナーには残っていません。

それでも、動画のなかで森川氏に握手を求めてくる人々の笑顔を見れば、handiii の早期商品化、そして普及に引き続き期待したいところです。
 

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